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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第65章 2人の小さな七夕を お相手:煉獄杏寿郎 現パロ Rー15



「って、杏寿郎、浴衣ッ」

「いや、奥さんにだけ
お家浴衣させるのも、おかしいだろう?」

「ねぇねぇ、杏寿郎。
浴衣の旦那さんはとてもお素敵で
あられるのでありますが。
もっと、お素敵に致したいのですが?」

浴衣姿の俺を
今よりも素敵に出来ると
みくりが寝室の方へ戻って行って

しばらくすると その手に
赤と黒のグラデーションになった
帯紐を持って戻って来て

「みくり。それは?」

「帯紐だけど?
杏寿郎の髪、これで束ねていい?」

みくりに洗い髪を
後ろでひとつに束ねられてしまった
束ね終わると 満足そうな顔で
みくりが杏寿郎を見ていて

「ヤバい、
私の旦那さん、素敵過ぎん?」

「首がスースーするがな、
髪を束ねただけだろう?」

首元を普段は隠している髪が無くなって
首が曝け出されているのが
落ち付かないのか
杏寿郎が自分の首を押さえながら言う


その後 一緒に夕飯を食べた

流しそうめんの機械はそれこそ
最初だけスライダーになってる
部分から流して食べていたけど

その内 それもしなくなって

下の水が巡回している所だけで
そうめんを流して食べて

その内 それもしなくなって

普通にボールから直接
そうめんを食べる様になって居て

「まぁ、こうなるとは思って居たがな」

「不自由を楽しむ物じゃないの?
流しそうめんなんてさ」

夕食もある程度進んで
タライで冷やしていたビールも

杏寿郎が色々な種類のビールを
買って来てくれたから

レイエスのあのグラスに
ビールをシェアしながら注いで飲んで

「みくり、次はどれにする?」

タライの中から 次のビールを
どれにするかと杏寿郎が聞いて来て

それぞれの手に別の銘柄の
缶ビールを持ってるから

「それ、何?綺麗な色のやつ」

鮮やかなミントグリーンの様な
缶が印象的なビールを指で差すと

「ああ。これか?
サファイアホップと言う
希少なホップを使った夏限定の
プレモルのエールだが?
6月28日からの全国
数量限定販売のビールだな」

希少種のホップのビールと聞くと
前に飲んだソラチと言うビールも
印象的な香りのするビールだったけど

グラスに注がれたビールの
香りを確かめる

「確かに、ちょっと
フルーティーな感じがする匂い。
ああ、確かに、特徴のある香り」
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