第65章 2人の小さな七夕を お相手:煉獄杏寿郎 現パロ Rー15
どうにも 不満が残る…
「いいのか?前からしなくても」
終わった後にそう
杏寿郎が尋ねて来て
あれ?と思ったんだけども
「もしかして、杏寿郎がさ
後ろからしたがる理由ってさ」
そうだ いつも後ろからしたら
前からもしたいってなって
そのまま2回目になるから
「んん?何の事だ?みくり。
後ろからするのもいいなと、
最近思うようになってな、
それだけなんだが」
嘘くさいな
声 上ずってるし
「そう、なら別に良いんだけど。
シャワー浴びて来るね、寝る前に」
そう言って みくりが
立ち上がって
バスルームへ向かって行ってしまって
その場に残されてしまった
「みくり。まだ11時だぞ?」
「今が、11時なのは知ってるけど?
それがどうかしたの?杏寿郎」
「いや、その…」
その先の言葉を言い出しにくいのか
杏寿郎が濁して来るから
「今日はもう、しません」
「いつも通りにしないと、
落ち付かないんじゃなかったのか?」
そんな事を後ろからした後に
言った事がある様な気もするけど
まぁ 前に杏寿郎は
平日にも2回したいって言ってたからな
したいのはしたいのかも知れないけど
「明日ね?今日はお終い。
じゃあ、シャワーして来るから。
明日の準備もあるし、色々ね?」
そう言って パタンと
バスルームのドアを閉められてしまって
後ろからした後の
2回目を強請って貰えなくて
どうしたらいいのかと
途方に暮れていると
気になる事があった
そうしないと落ち着かないとまで
前に話していたのに…だ
今のみくりはしたいんじゃないかって
だが 本人からダメだと言われた手前
今夜は諦めた方が良いんだろうが…
そんな状態で断わって来たんだったら
寝る時に襲う訳にも行かないし…
その衝動を抑える自信が無くて
はぁっと杏寿郎がため息を付くと
「軽く…、抜くか…?」
ザアァアアっ…と
温度が低めのシャワーで身体の汗と
中に残ってる彼の出した物を洗い流して
自分の芯に残る熱を冷ます
その2回目
こっちも本当は
したかったんだけど
それを許すと また
なし崩しで
そのまま3回目とかなりそうだし
それも また 毎日になって
2回するのが当たり前になりそうでもあるし