第65章 2人の小さな七夕を お相手:煉獄杏寿郎 現パロ Rー15
私がその短冊に書いた願い事は
来年の七夕も
5年後の七夕も
10年後の七夕も
20年後30年後もその先も
杏寿郎と一緒にお祝い出来ます様にって
そう書いた物で
杏寿郎の手にその短冊があって
その下にもう一枚 短冊が
重なっているのが見えて
「俺は、この願い事を
どっちにしたらいいか悩んでるんだがな?」
そう言って 下に重ねて居た
短冊を 私の願い事の上に重ねて来て
願い事がこちらに見える様にして来ると
「叶えてくれるか?みくり」
「そ、その願い事はあっち…に」
そう言って 気まずそうにしながら
みくりが鈴なりの笹を指差して来る
「いや、これはあっちじゃなくて
お願いする相手は、君じゃないのか?
それとも、まだ…、早いと言う気か?
自分達の年齢を考えれば、早い方が…」
「でもね?杏寿郎…、知ってるでしょ?」
ちゅ…うと杏寿郎が後ろから
みくりの首筋にキスをして来て
杏寿郎の髪が首をくすぐって来る
「んんっ、でも、私が神様でも
今は、無理だから…っ、そうなの
杏寿郎だって知ってるでしょ?」
今日しても
明日しても
今は 出来る時期じゃないし…ッ
「そこを、何とか…」
「無理な事、言わないでよ~。
無理な物は無理だしッ…ちょ、んんっ」
「なら、その予行演習でもするか?」
そう言いながら後ろから
みくりの下腹部を服の上から
スリスリと撫でて来て
グイっと指を押し込んで来るから
「んっ、あぁ、やっ、
お腹押しちゃ…やっ、それに
明日、するんだったら、今日はダメ…」
平日は控えると
前にルール確認したばかりなので
平日は応じるかは
私が決めていいと言っていたから
「一回だけ…でもか?」
「一回だけ…、ちゃんと守れる?」
「ん、努力はする」
そう言いながら
項に吸い付いて来て
舌を這わせて来るから
もう 始まってるんだろうけど…っ
予行演習と称した
その行為に溺れるだけになる
「んっ、ああぁんっ、はぁ、ん」
後 気が付いたんだけど
杏寿郎 この頃
何故か 後ろからが多い気がする
「ねぇ、今日も後ろからなの?」
「後ろから、嫌か?」
「出来たら、普通に…したいけどっ
んんっ、あぁ、んっ、ちょ、待ってッ」
そのまま 後ろから抱かれてしまって