第64章 例えばこんな結婚式を 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
何度めなのかも
分からない 絶頂の後に
自分の中に杏寿郎の熱が
ドクン…ドクンと
脈打ちながら吐き出されてるのを感じて
繋がったままで グイグイと
腰を奥に押し込まれて
出した物を送り込む様にして
杏寿郎が抽挿を更にして来るから
自分の中がその動きに
応じて答える様にして
ギュウギュウと奥へと
彼のモノを締め付けながら
飲み込む様にしてうねる
「…っ、ハァ…ッ
搾り取られてる…みたいだがな?
みくりは、まだ欲しくない様だが。
君の身体は欲しそうだがなぁ?」
まだ 出せるだろうとでも
言われてる様な気分なんだがな
「んんっ、そんな事っ、な、いッ」
「こんなに、締め付けて来てるのにか?
俺には、もっとと強請られてる様な
そんな気分に、
させられてしまいそうなんだんがな」
もう 終わりにしてしまうのは
惜しいとでも言う様な言い方で
杏寿郎が言って来て
「それに、この恰好の奥さんもいいが。
やっぱり、いつもの奥さんも
俺としては、愉しみたいからな!
それに、今夜は時間がまだ早いんだ。
夫婦の時間はこれから…だろ?みくり」
こっ これから?
もう 2回してるのに?
いやっ 杏寿郎なら2回じゃ
いつも 終わらないけど
「あの、風呂からの夜景も
堪能しないとな。勿体ないぞ?
風呂から、神南港タワーが見えるんだしな」
「あ、だったらさ。
折角、ジェットバスなんだし。
泡風呂の元があったから、泡風呂しようよ」
用意して来るねと
そのまま みくりが
バスルームへ向かって行って
お湯張りをして
戻って来ると
杏寿郎は床の上にまだ居たから
「最中はあんな感じなのに、
何で終わったら、こうなるんだ?」
「え?それは、あれだよ。
役目の違いってやつ?」
「どうせ、男は
出すだけだとでも…言いたいのか?」
かなり気怠いのか
機嫌が悪そうに言って来て
「まぁ、人間で良かったじゃない?」
そう平気そうにしながら
しれっとした口調で言われてしまって
「もし、私と杏寿郎が昆虫だったらさ
杏寿郎は、食べられる訳じゃん?」
「カマキリとか、蜘蛛の話か?」
「食べられちゃわなくても、
済んだら死んじゃう生き物も居るし。
例えば、タコとかさ。タコの交尾は
一生に一回だけなんだよ。オスもメスも」