第16章 夢 現 お相手:冨岡義勇
「お前には、嫌な思いをさせて
……ばかりだな。だが、心配は無用だ。
俺も…、お前が好きだからな」
そう眠っている
みくりの耳元で囁いた
「んんっ……」
耳元に息が掛かったからなのか
みくりが僅かに眉をしかめると
少しだけ身じろいだ
起きてしまうかと思って
少し体を離したが
眠っている様だった
そう言えば
偶には俺から求められたいと
みくりが何かの時に漏らしていたのを
俺は思い出して
寝ている人に対して
そう言うのはどうなのかと
気が引ける気もするが……
少しだけ……と言う気持ちも
怒られたら 止めればいいかと
彼女の頬に口付けながら
その布団の中へ手を滑り込ませた
そっとそのお腹の辺りに手を置いて
その手を胸の膨らみの上に滑らせる
あくまで そっと
起こさない様にしてその柔らかい
乳房を寝間着の上から撫でると
揉んでしまいたい気持ちになるが
流石に揉んだら起きそうなので
撫でていると
布越しの刺激に反応したのか
寝間着の上からも先端の部分が
硬くなって来て
自己主張し始めて来たので
ここも…と 言っているようだな
可愛い…な みくりは
義勇はそう考えながら
寝間着の上から指先でその部分を
擦る様にして撫でてやると
「……んっ、ふ、ん…すぅ」
眠っているながらも感じているのか
みくりの口の隙間から
寝息に混じって甘い声が聞こえたので
そっと胸を寝間着の上から
柔らかい力加減で揉んでやる
そのまま手を下の方へ滑り込ませて
寝間着の上から太ももを撫でて
その裾を開かせると
その開いた隙間から手を太ももの
内側へと滑り込ませた
すべすべとした滑らかな
肌の感触がが手の平から伝わって
何とも心地いいと感じてしまう
「みくり……、まだ、目が醒めないか?」
起きているのかと 義勇が
みくりに確認するが
まだ 眠っている様だった
ここまでしても起きないのなら
もう少し……俺は
欲張ってもいいと言う事だろうか?