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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第64章 例えばこんな結婚式を 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「杏寿郎、ここじゃなくて…
その、せめて…っあっちに…」

テラスに備え付けてある
日除けを兼ねた大きなトリカゴの
様な形の藤で編まれたデイベットに
行きたいと言って訴えかけて来るから

トリカゴの目の様になった
編み目の部分で若干の
目隠しにはなるだろうが

そのカゴの中に籠って籠の鳥になろうと
外でしている事に変わりは無い

「なら、運ぶか?」

杏寿郎が首を屈めて
みくりに掴まる様に促して来て

「繋がったままで、移動するの?」

「2メートル程の距離だぞ?
ここじゃ嫌だって言ったのは君だろう?」

「だって、身体が…ッ」

要するに預ける場所がなくて
辛かったらしく
首に掴まって来た彼女を抱き上げて

そのまま 藤で編まれたトリカゴの中に

その身体を降ろすと

上から覆いかぶさる様に見下ろす

自分を見下ろしている

杏寿郎の後ろには

カゴ越しに星空が見えていて


「自分から、カゴに入る鳥も
俺達位かも知れないがな?」

そう言えば バレンタインの時に

「ねぇ、バレンタインの時にさ
こんなのあったでしょ?あそこにも」

「そうだな、あの時の代り
と言う訳でもないが…」

そう言いながら グイっと
みくりの足を開いたままで持ち上げて

膝の下の辺りにキスをして来ると
自分のペニスをスリスリと
先程まで繋がっていたみくりの
入口に擦り付けて来て

「君のお陰でこっちも落ち着いたからな、
いつも通りに楽しめそうだしな。
折角の結婚初夜だろう?」

「え?もう、入籍してるっ…」

クチクチと入口に亀頭部を
擦り付けて来て

「なら、傘を差してもいいだろうか?」

そう杏寿郎が突然に尋ねて来て

雨降ってないと思って居ると

「だったら、君の家に柿の木はあるか?」

と突然実家の柿の木の話をして来て

「柿?あるよ?
杏寿郎、柿、好きだったっけ?」

「そうか、なら俺が
その柿の木に登ってもいでもいいだろうか?」

その問いに
みくりがキョトンと目を丸くして 

「いや、杏寿郎は登らない方がいいよ。
柿の木は枝が弱くて折れやすいから
高枝切りばさみか、脚立の方がいいよ?」

とリアルな方の柿の木の話を
普通に返して来たので

「俺がしてるのは、傘問答と
柿の木問答のつもりなんだがな」

傘問答に柿の木問答…?


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