第64章 例えばこんな結婚式を 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
「何だ?この程度じゃ俺の
欲張りで、可愛い奥さんは、
昨日の働きに似合わないと。
そう俺に、言いたいとかか?」
ふぅっとみくりが
杏寿郎の言葉にため息を付くと
くすっと笑って
「もう、私が何が欲しいかなんて
察しのいい、素敵な旦那さんには、
もう、ぜぇーんぶ、
分かっちゃってるんだと
思ってたんだけどなぁ~」
持っていたシャンパングラスを
杏寿郎がテーブルの上に置くと
「だが、ご褒美が足りないのは…
奥さんの方じゃなくて、俺の方かもな?」
こちらに向けて来る視線で
杏寿郎が求めてるご褒美が
何なのかは察しが着いたので
杏寿郎が私のグラスに
蓋をする様にして手で塞いで来て
「もう、そうされたら…」
「飲めないか?」
「飲ませないつもり?用意して置いて」
「いや、俺が飲ますつもりだ」
持って居たグラスを私の手の上から
杏寿郎が握って 自分の口に
それを含みながらも
空いている手をみくりの腰に
回して来てグイっと身体を引き寄せられる
そのまま テーブルの上にグラスを
置く様に手で促して来て それに従うと
空いた グラスを持って居た方の手を
顎の下に添えて来て
クイッと顎を上に口付け易い様に
持ち上げられてしまって
シャンパンの味のと
香りのするキスを愉しむ
「んっ、ふ…っ、杏寿郎…ッ」
腰に当てている手が
仙骨を押すようにしながら
腰をスリスリと撫でて来て
顎に添えられていた方の手が
服の上からみくりの胸の
感触を確かめる様にして揉んで来て
「んっ、はぁ…んぅ、
杏寿郎…っ、ダメ…ッ」
「外だから…か?
良いだろう?ちょっとぐらいなら。
ここで最後までするんじゃないんだ」
そう言いながらもブラウスの
ボタンを上からひとつずつ
その手が外して来るから
最後まではここではなくても
する…つもりなのは
そのキスからも 身体に這う
彼の手の温度からも分かる事で
ブラウスのボタンを4つほど外されると
前が大きく開いて
ブラジャーが曝け出されてしまう
「俺しか、見てない…」
そう言いながら
グイっと腰から上がって来た手が
背中の裏に回って来て
みくりの胸を反らせるように
背中側から持ち上げて来て
チュウとバストの部分にキスを落とされると
杏寿郎の舌が胸の谷間に滑り込んで来る
「ぁあ、んっ、やぁ」