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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第63章 例えばこんな結婚式を 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「あ、ご主人は
もう、OKな感じ?
先に単体でいい?
ご主人さ、いい身体してるから、
さっきの白のタキシードも
似合ってたけど。ブラックの
フロックコートもいいね」

そう 一服しに外に
出ていたカメラマンが戻って来て

みくりのドレスに合わせて
白のタキシードから
黒のフロックコートに俺も
着替える事になったが

俺は着替えるだけだから
衣裳替えと言っても時間は掛からない

最後にみくりが着るドレス

今日の式の撮影には
俺は自分の希望は挟まずに

クライアントの希望に合わせたが

この最後に着るドレスに関しては

仕事としてではなく
追加料金を払ってもいいからと
どうしてもと言って
お願いした物だったりする

どうしても 結婚式でみくりに

赤のドレスを 俺の色のドレスを着せたかった


それも ゲストの帰った後に


完全に俺の個人的な希望で
俺の我が儘を叶えて貰った

その申し出をこちらにした時に

案外あっさりと最初から
最後にここで撮影をと
その時のドレスもクライアントが決めていて

俺が この仕事を受ける決め手になったのが

その時にこちらが提示して来た


あの 真っ赤なドレスの画像だ


今日 ファーストミートの映像を

あの時に撮られて居たが


あの時よりも 正直

着るドレスを知っているのに
ドキドキとしてしまって居る自分が居て


同じ日に 二度も
ファーストミート出来る 新郎も

日本中でも俺ぐらいかもな


お色直しだろうと言われれば
それまでなのだが


「ご主人、視線こっち、あ、
そうそう、いい感じ、バッチリ。
男前過ぎ、ご主人、いいわ。
はい、今度、視線床。はい、goodです」


カシャ カシャカシャ
カシャッ

みくりがお色直しを終えて
次の撮影の場所へ向かうと
既に撮影をしてる様で

そっとその中の様子を伺うと

「…―――――――っ!?」

慌てて自分の口を塞いで
その場で背中を向けてしゃがみ込む

は?今の何?
誰だった?今の人?

もう一度 ソロ――ッと
中の様子を隙間から伺うと

さっきまでの白のタキシードでなくて
黒のフロックコート姿の杏寿郎が居て

はぁ? え?どう言う事?

私の旦那さんが 
私の旦那さんが…ですよ?

滅茶苦茶カッコイイッのですがっ??

見間違いかな?
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