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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第63章 例えばこんな結婚式を 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



中央に静止して立って居た
炭治郎と伊之助が
お互いのダンスを真似して
コピーし合う ダンスバトルを
即興で始めて

「中々、やるな。あの2人」

そう杏寿郎が 腕組みをしながら
盛り上がる会場の様子と
2人のダンスバトルを見ていて

ダンスバトルはお互いの
動きを一連に流れながら
コピーして最後に自分の動きをプラス
するのが定番の流れだけど

BGMが切り替わって

善逸も加わって 3人でダンスを始めて

会場から手拍子がBGMに合わせて起こる

3人のダンスが終わると

杏寿郎の部署のビデオレターと
それから 大学時代のそれぞれの
友人からのビデオレター

しのぶ カナヲ 蜜璃の
3人のチアダンスは
身体の柔らかい蜜璃の
アクロバティックな動きと
重さを感じさせないしのぶのジャンプ力と
その2人に引けを取らないカナヲの
身体能力の高さで

3人だけのチアなのに
高難度の技を連発していて
会場も釘付けになって居たのだが

「全集中の呼吸だな」

杏寿郎も同じ事に気がついて居て

しのぶからはあの時の
前世の話を聞いた事があるが
他の2人からは 今まで
そんな話を聞いた試しがなくて

それに気が付いたのも
私と杏寿郎の記憶が少しずつ
戻って来てるのが原因だろう

華のあるチアの後は

杏寿郎の友人と
私の友人からのビデオレターで

私の友人のビデオレターの中には
中条市の同級生達数人の物と

春に泊まった トレーラービレッジで
お世話になった 松代真希からと

それから 切り替わった
スマートフォンで撮影された動画は

この ドレスのデザイナーの
麻理恵先輩の妹の樹奈からで

『みくりちゃん、結婚おめでとう。
スマートフォン水没させちゃってね、
データも消えちゃって、連絡
付かないままでごめんね?』

あの麻理恵先輩の妹とだけあって
樹奈と言うみくりのクラスメイトも
美人なのは美人だが

随分と あのお姉さんとは
印象が違うんだな

「普段は東京で仕事してるし、
会いたいって思っても、
同窓会にも行けなかったりして…」

映像は スクリーンにあるのに

音声が すぐ近くから聞こえて

声が 樹奈ちゃんの声が聞こえる

BGMが アヴェマリアの
オルゴールバージョンに切り替わって

そのゆっくりとしたリズムに
アレンジされたオルゴールバージョンが


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