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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第63章 例えばこんな結婚式を 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ


「まぁ、想像以上に絞ってくれたのね。
嬉しいわ、ありがとう。完璧ね。
ささ、控室に行きましょ?ドレスの
最終調整したいから」

もう この人フリーダムだな
今 打ち合わせしてたのにな

ガシッと麻理恵がみくりの
手を掴んでそのまま控室まで戻ると

会議用の長テーブルの上に
白い不織布に包まれてドレスがあって

「ほら、どうかしら?良い感じじゃない?」

プリンセスラインのドレスが
その中から姿を見せて

アクアトピアの水をイメージしたと言う

幾重にも重ねられたて
厚くなる程のボリューミーな
スカートにはくしゅくしゅとした

加工が施されていて

海の中の気泡の様な
泡の集まりの様に見える

その中に 袋状になって居る部分があって

本当にシャボン玉の様な

泡が入ってる

大きさは5センチぐらいの
透明なボールが入っている

「花びらがさ、入ってるのあるでしょ?
だったらさ、泡入っててもいいよねって!
ヘアアクセもお揃いの感じにしてるから
泡だらけになるわよ?」

じっと麻理恵の視線が
杏寿郎の方に注がれていて

「ああ、すいません。外しますので」

2人だけにしてと麻理恵が言ったので
中に居たスタッフの人も
部屋から追い出された様で

会議室の中にみくりと
麻理恵だけになる

麻理恵が自分の手首に
針山の付いたリストバンドを付けて

そのドレスをみくりに纏わせると

「大丈夫、会場はあの時と
さっき観て来たから。脳内に
ちゃんと入ってる」

そう言いながら スカートの
広がり方を調整して待ち針を打って行く

あっという間にその作業を
麻理恵がぶつぶつと何かを
呪文の様に唱えながら
みくりの周囲を一周回りつつ行って

「もう、いいわ。脱いでっ」

そう言って着ていたドレスを
追剥の様に奪われてしまって
そのまま隣に用意してあった
控室その2へ持って行ってしまった

下着姿でそのまま固まってしまって

「とりあえず、服着よ」

我に返って服を着直すと
着替えは麻理恵の手直しが済んでからと
言う事で打ち合わせの続きをと言う事になり
打ち合わせを再開しようとした時に

コンコンとドアのノックが聞こえて

ガチャとドアが開くと

「すいません。煉獄さん。
木崎さんから合流する様に言われて来ました」

そこに立って居たのは炭治郎で
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