第62章 例えばこんな結婚式を 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
「んっ…杏寿郎…、ふ…ッ」
持っていた皿をシンクに移すと
両腕を彼女の身体に回して
その俺の身体に身体を擦り寄せて来る
みくりの身体を
ギュッと自分の身体に引き寄せて
ちゅ…ちゅ…と音を立てながら
彼女のぷっくりとした
形のいい唇を食みながら吸う
ぴくッと自分の腕の中の
彼女の身体が跳ねて
「んぅ…ふ、…ンんッ」
片手の指先がみくりの
項を這って来て グイグイと
指先で圧を掛けられながら
小さな円を描かれる
その指先の動きの中に
沈め込んで 頭側に
持ち上げる様な動きも時折混じって
はぁ…と 小さく
開かれたままになっている
みくりの口の隙間からは
熱を帯びた吐息が漏れる
「みくり、今日はどうだ?」
今日は 21日だから
生理はほとんど終わってる
でも 明日も仕事があるからなのか
先日 ルールの確認をしたばかりだからか
この先に 進んでもいいのかと
杏寿郎が尋ねて来て
ギュッと彼の胸に当てていた
自分の手で 彼の服を握りしめると
反対の手は拳にして
握った手で自分の口元を押さえつつ
ジッと熱を帯びた潤んだ目で
下から見上げられてしまっては
彼女の口から出る答えが
NOであっても… 引けそうには無いが
わざわざ
言葉にさせるまでもない…事か
こちらが重ねた唇に
自分から俺の唇を求めて来るから
「平日だが…、いいのか?」
「んんっ、杏寿郎…ッ、
人の事、喜ばせて置いてッ、ズルいッの」
ギュウウっとみくりが
杏寿郎に抱きついて来て
そう言って来るから
その唇を 自分の唇で塞いで
グイっと彼女の膝の間に
自分の足を捻じ込みながら
その身体をキッチンの
冷蔵庫に背中を預けさせると
自分の舌を
みくりの口の中に
押し込んで そのまま
その舌を自分の舌で攫った
「ん、んんぅ、ン――ンんッ」
「みくり、ん…、んッ」
杏寿郎の手で
両方の手の手首を掴まれて
そのまま 冷蔵庫にその手を押しつけられる
舌で舌を舐め上げられながら
グイグイと膝で太ももの間の
付け根の部分を刺激して来て
ギュウギュウと反応して膣が締まる
「んっ、はぁ、ぁんッ、杏寿郎」
「みくり」
スルッと手首を掴んでいた手が
離れて行くが
足の間の足はそのままで
グイグイと押し付けられていて