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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第62章 例えばこんな結婚式を 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



しばらく しないと

そう杏寿郎に宣言されてしまって


本当に何もなく
次の日の朝を迎えた

入籍してからの このひと月ほど

毎日 そうしてたのに…だ


それも 杏寿郎はもう起きてる様で

自分の隣に杏寿郎は居なくて


何時も起きる時間に

アラームセットしてたのに

その時間は過ぎてるのに
アラームが鳴って居た形跡も無くて


きっと 私が寝てる間に

杏寿郎が消したんだ

私 ロック掛けてないもん


慌てて スマートフォンを持って
キッチンの方へ向かうと


「おはよう、みくり。
目が醒めたのか?ゆっくり休めたか?」

目の前のみくりが
今にも泣き出しそうな
そんな顔をしていて

「やだぁ、こんなの嫌だよ。
えっちな事しないとか、嫌だし。
こんな、爽やかな杏寿郎。
私の旦那さんの、杏寿郎じゃないもんッ」

「あのなぁ。それ、どんな
怒り方なんだ?みくり。
俺が、爽やかなのが嫌なのか?」

「いつもの!いつもの
杏寿郎がいいのっ。しないとか、
そんなの、寂し過ぎるもん。
体調崩したりして無いしッ、
ちょっと疲れてただけだもん」

そう言って 言いたい事を
俺の服を引っ張りながら
訴えかけて来るから

「それを、体調を崩してると言うんだ。
人が折角、そう言ってるのに。
俺の反省を、無駄にしないでくれないか」

こんな風に 食事
杏寿郎としたいって思ってたのに

何で こんな気持ちになるんだろう

このままじゃダメだって思うのに
こっちが何か言ったら
杏寿郎…機嫌悪くなるし…ッ

ご飯…美味しくないや…全然

お腹空いてるのに

食べたいって思えなくて

全然箸が進んでないのを
彼に気付かれてしまって


「食欲、無いのか?みくり」

「ごめんね、折角作ってくれたのに」


ご馳走様とそのまま 箸を置いてしまって

そのまま 食器を片付けに行ってしまって

「コンビニ寄って、
ウイダーインゼリーでも買うから。
これ済んだら先、出るね?」

それから 別々に家を出て

会社に向かった

みくりの様子が明らかにおかしかったから

その日は残業はしないで

彼女の部署まで 定時に迎えに行くと


午後から早退したと聞かされて


自分のスマートフォンを見るが
彼女からのLINEは来てなくて

慌てて 家に戻った

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