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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第61章 呼びたい男と呼ばない女 お相手:宇髄天元 現パロ



♪♫~♪ ♫~♪~♫ ♪

自分の身体のほど近い所から
聞きなれた音が聞こえて来て

その音の出所は 
目の前の宇髄のポケットの中の
スマートフォンからだった

LINE電話の着信音が流れて来て

「あ、悪い。職場の同僚からだわ。
仕事、絡みかも知んねぇから出ていい?」

「ええ。どうぞ」

ピット 通話ボタンを押して
宇髄が通話に応じると

ちょっとあっちで電話して来ると
こちらに向けて 
宇髄がジェスチャーをして来たので

声には出さずに 頷いて返事を返した

ちょっとだけ 

相手の声が かなり大きかったみたいで

通話が漏れて聞こえていたが


煉獄さん…と言う人からの電話の様だった


落ち着いて通話が出来る
場所まで宇髄が移動すると

その場に残して来た 
みくりの方に目を向けた

こっからなら アッチの様子は見れるし

こっちから見てるって事には 
みくりは 気が付いてねぇみてぇだな

スマートフォンの向こう側からは
不機嫌そうな声で 杏寿郎が
不満を言っているのが聞こえて来ていて

「だから、ちゃんとお礼する
って言ってんじゃん?煉獄。
でも、助かったわ。マジに
今度、特盛の牛丼奢るって。
お前、マジでタイミング神すぎッ」

まだ 向こう側からは不満を
言いたそうな感じに聞こえてたが
宇髄は一方的に会話を終わらせて
杏寿郎との通話を終了すると

別の場所にスマートフォンで
電話を掛け始めた


ーーー
ーー



10分 15分程

その場で 待っただろうか?


「ごめん。ごめん。
待たせちゃった感じ?
喉も乾いたし、どっかでなんか飲む?
スタバのある広場まで戻る?
それとも、あっちでもいい?」

そう言って テラス席のある
1階の小さなカフェを指差して来て

「それとも、二階に確か
チーズケーキが有名な地元のカフェの
姉妹店あったじゃん?そっちにする?」

「ああ、あの温かいチーズケーキの店」

「あんさぁ。俺さ、今日さ
あんま飯食ってなくてさ、
腹減ってるんだけど…」

「三国屋なら、パスタとか
チーズフォンデュもありましたよね?
ここの三国屋、中もお洒落だったけど」

「んー、今日はテラス席でいいくね?」

そんな事を話しながら
二階にあるカフェを目指す

温かい三国屋のチーズケーキは
地元では有名だ




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