第60章 2人のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
「杏寿郎が、何を
思ったのか、知らないけど。
でも、脇は…何をされても、
きっと、笑っちゃうから」
そう その時は高を括っていたんだ
私がそう思って居たのは
今までが そうだったし
そこはくすぐったいだけだったから
何度そうされたって
感じたりしないって
「そんな事、試してみないと
わからないだろう?」
「杏寿郎はさ…、そんな所
どうして開発したがるの?」
みくりがそう問いかけると
驚いた様に 杏寿郎が
目を丸くさせて居て
「君の全身が感じる場所に
なる様に、するつもりなんだが?」
「えぇ?何それ…、そんな事して
何か意味があるの?」
「意味?意味か、意味ならあるだろう?
君は。全身、どこを触られても
気持ちいいし、俺には、俺で。
俺が、君をそうしたんだなッと言う
充足感で満たされるだろう?」
そう言いながら
スルスルと胸に添えて来た手を
胸の脇に滑らせて来て
そのまま腰骨へと向かって
両手を滑り下ろして来るから
ゾクゾクと背筋が震えて
「ふぁ、あぁあんんッ」
これ…されるの好きっ…
「もう、一回するか?」
「うん」
ドキドキと胸が跳ねるのを感じる
そうされるタイミングを知らされずに
そうされるのと そうすると
宣言されてされるのは違うし
胸の形をなぞる様にして
開いた手の指先でなぞって来て
スペンス乳腺の辺りの部分を
添えた指先でじんわりと押しながら
小さな弧を 指先で描かれてしまって
おっぱいの全体に
じっくりと熱が広がるのを感じる
「んん、ふぁ、あぁあんっ
んっ、あぁあ、んっ、ぁあん」
ここは杏寿郎が 気持ちいい場所に
させた所だけど… 可愛がられる度に
ゾクゾクと痺れがソコから生まれて
「ああぁんっ、杏寿郎っ、
は、ぁ、ん、あぁ、ん、はぁ…んッ」
開いたままの指先で
上から下に一直線に撫で下ろすのではなくて
背中側に近い部分にまで手を沈められて
「んんぅ、あぁんッ」
感じて反らせた身体の作る
S字にも似たラインに合わせて
ゆったりとした動きで
スルスルと身体の側面を
彼の指の腹で撫でおろされて行って
ビクッと身体が反応してしまって
「んっ、ぅう゛んっ
あっ、んっ、あぁああぁんッ」
そうされているだけなのかと
疑いたくなる様な大きな声が漏れ出ていて