第59章 2人のハネムーンは… 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
空からの景色を楽しんでいる様で
「確かに、これは、
またしくたくなるな」
「うん、そうだね。今度は…」
空と海の境界線が無い様な
南国の海で パラセーリングをしたいなぁって
そんな事を 景色を楽しんでいる
杏寿郎の横顔を見ながら考えていた
束の間の空の散歩から戻ると
杏寿郎が 俺の遊びに付き合って欲しいと
言って来たので
何が何やらと思って居たら
しばらく ウッドデッキで
休憩してていいと言われて
良く分からないままに
水分補給しながら
スマートフォンのチェックをして
コナセ島の真っ白なビーチの画像を
LINEを送って来てくれていた
友人やら自分の母親に送った
そんな事をしていると 杏寿郎が戻って来て
ウエットスーツに着替えていたから
「って、杏寿郎、その恰好、
気が変わったの?」
でも スーツ着てるだけで
装備らしい物はないし
「前に、水上バイクの
免許の話をしただろう?
その時の、悪い友人と言っても
先輩なんだがな、その先輩に
これも付き合わされてな、
ある程度には出来るんだが」
女の子受けの良さそうな
マリンスポーツ…と言えば…
「ウエイクボードとか?」
「ああ、
そっちもある程度にはだが、
そっちじゃない方の方だ。
動画、撮ってくれないか?
自分で、自分のフォームは確認
出来ないからな」
そっちじゃない方なら
どっちの方?
と思って居ると
水上バイクが一台こっちに来たので
「フライボードは追加料金って
所が多いが、ここは遊び放題の
プランの中だからな。
水上バイクのレンタルも。
君もしてみるか?フライボード」
「ええ?そんなの出来ないよ~」
「そんな事、無いだろう?」
「運動苦手なんだけど?」
「そんな事も無いだろう?
わざわざ、ボートに頼らなくても
君なら出来そうな物だがな。
時間内だったら、何度でも
出来るから、言ってくれ」
ちょっと行って来ると言って
そのまま海の方へ向かったので
自分達の使っているウッドデッキから
見やすい位置に移動すると
ヘルメットを被って
杏寿郎が海に水上バイクで
スタッフの人と出る所で
『奥様は、お留守番ですか?』
その場所に居た
スタッフの人に話しかけられる
あ この人 さっきの
パラセーリングの時に船に居た人だ
「ご主人は、フライボード経験者さんで?」