• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第14章 朝から こんな お相手:煉獄杏寿郎


まぁ 私としては…その
その前に半月近く
お預けになってる分も…と言う

気持ちがない訳ではないんだけども
せっかくお休みになってるのを
邪魔しても悪いしなぁ~

杏寿郎の寝顔を眺めながら
みくりがはぁーっと深いため息をついた

「すみません。あの、みくり様も、こちらで
お休みになられてはいかがでしょうか?」

遠慮しがちな声で
屋敷の使用人が尋ねて来て

「はい、
そうさせてもらってもいいですか?」

「でしたら、湯あみをされている
間にご準備させて頂きます」

「ありがとうございます、
お言葉に甘えさせて頂きます」

私が入浴をしている間に
杏寿郎さんの隣で私が休めるように
使用人が布団を準備してくれた

髪を乾かして 杏寿郎の寝ている
隣の布団にみくりが潜り込んで

しばらくの間
杏寿郎の寝顔を眺めていた

したいなぁって気持ちがあるけど
杏寿郎さん 寝てるしなぁ……
淋しいけど 今日は諦めるしかなさそうだ

「杏寿郎さん…、おやすみなさい」

そう挨拶をすると
明かりを落として眠りについた



しばらくすると
規則正しい
みくりの寝息が聞こえて来る


眠って……しまったようだな

最後にみくりとそう言った行為をしてから
半月が経っていた
正直…俺はしたいと言う気持ちが
どうにもなりそうにないのだが

ちょっと 試してみたくなって
先に床に就いていたのだが

みくりの方から……
強請るような事を期待していたのだが…


「そうしたいと思っていたのは、
俺だけだったか……」


どうにも 
彼女は俺の寝顔を眺めていただけで
そう言う色めいた
感情は抱かなかった様だった


あまり求めすぎても……いけないか


ふぅっと杏寿郎が息を漏らすと
そっと眠るみくりの頬に口付けを落とした

「すまなかったな、みくり。
ただいまも言わず、申し訳ないな…」

彼女を可愛がるのは……
明日の夜までお預けになるが…

まぁ それも 仕方ないか…


チュっと眠るみくりに 唇を寄せると

「おやすみ。俺の可愛いみくり……」

愛おしむようにしてその艶やかな髪を撫でて

杏寿郎はもう一度布団に横になった
/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp