第59章 2人のハネムーンは… 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
にやっとみくりが笑って
ペロッと舌なめずりをすると
「寝てるの?杏寿郎。
せぇーーかく、ちょっと、
そうしたいなぁって思ったのになぁ。
杏寿郎は、寝ちゃってるのか」
前に杏寿郎が言ってた言葉を
不意に寝てるその顔を見て思い出した
偶には俺が寝てる時に
君の方から 襲って欲しい
って言ってたから
ふぅーっと杏寿郎の耳に吐息を掛けると
「んっ…」
そう僅かに杏寿郎が顔を顰めて
小さく声を漏らした
杏寿郎の傍らに位置取って
その鍛えられた胸板にスルスルと
手を這わせて撫でて行く
ちゅ…ッと耳の縁から
首筋にキスを落としながら
首筋から鎖骨へと
キスをしながら降りて行く
「すぅ…、ぅ…ん?」
ぴくッと小さく杏寿郎が反応すると
こっちもつられてつい ビクッとなって
反応してしまうんだけども…
そう言えば…女の人にこうされるのも
男のロマンだと言っていた気がする
私にはその男のロマンとやらは
今一つ分からないんだけど
寝込みを割と 週末には
襲われているこっちとしては
襲われる側ばかりではなくて
偶には襲う側に
なってもいいよなと言う気もするし
ちゅ…と 胸板にキスをしながら
反対側の胸を撫でながら
腹側へと少しずつ滑らせる
起きてるんじゃないかなぁって
流石に怪しんでるんだけども
でも起きてるんだとしても
寝たフリを決め込んで来るかもだけど
チュウッと音を立てて
彼の胸の先の部分に吸い付くと
反対側の先も指先で擦る
男の人の胸の先の所って
女の人の胸の先程
敏感でもないから
痛い位でもいいらしい
確か…軽く噛むぐらいでもいいとか…
流石に噛むのは抵抗があるから
ちゅ…ちゅ…と音を立てて吸い付きながら
軽く歯を当てる様にして立てると
「……んッ、…?」
後 確か あんまり胸の先は
感じないって言ってたから強い方が
感じるんじゃないかなぁって
まぁ 杏寿郎が
女の子みたいに アンアン喘ぐのは
想像はあんまり付かないけど
「私は、強めに摘ままれるのは
あんまり好きじゃないけどねぇ~」
尖らせた舌の先で
ツンツンと胸の先端をつついて
反対側の胸の先も
同じ様にツンツンと舌で刺激する
スルスルと手を腹部に滑らせて行くと
指先でへその窪みをなぞって
下腹部の辺りを撫でる