第59章 2人のハネムーンは… 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
そのまま 眠っている彼女の身体を
抱きしめる様にして引き寄せると
その体温と匂いを感じながら
眠りに落ちて行く
何か…乗ってる?重い…
息苦しさを感じて
みくりが目を醒ますと
杏寿郎にしっかりと
抱きしめられて眠っていて
「ん…、みくり…」
もぞっと自分の身体の上で
体重を掛けていた杏寿郎が身じろいで
ごそごそとその手が身体をまさぐって来て
「んっ、杏寿郎…寝てるの?
寝ぼけてるの?それとも…んっ、あん」
「みくり、いいだろう?
このまま…、もう一回」
いや やっぱり寝ぼけてるし
昨日はしないで夜はそのまま
寝ちゃってるのにいつの記憶と
杏寿郎は繋がってるのか
それとも 夢と繋がってるとか?
ちゅうっと首筋に吸い付かれて
おっぱいを揉みしだかれる
「んぅ、あぁ、ん、…ダメっ」
「ダメ…?はダメだ…ッ」
そう言って バスローブの上から
胸の先の部分をカリカリと
爪先で引っ搔いて来て
甘い痺れが胸の先の部分に広がる
「んっ、あぁん、それ…ダメっ
ねぇ?起きてるんでしょ?」
寝ぼけてるふりをしてるのかと
自分の身体をまさぐる杏寿郎に
そう声を掛けるも
その手ではしっかりと先の部分を
執拗にカリカリと弄って来るし
じりじりとその部分を刺激されて
下腹部がギュッとして疼くのを感じる
ズイっと足の間に杏寿郎の足が
割り込んで来て膝から上の方へと
足を割り込ませて来るから
ビクッと反応して身体が跳ねる
これで杏寿郎の足で
アソコの辺りグリグリしながら
キスでもされてしまったら
その上に胸の先も一緒に
…なんてされてしまったら
「どうされたい?みくり」
スルッとその手が下腹部に
滑らされて円を描いて撫でられる
「んあぁ、ん、やぁ、んっ、
お腹、ダメッ、今は…んぁ、はぁ」
ん…?
あれ?
すぅっと上に乗ったままで
耳からは寝息が聞こえて来て
ずしっとした重みが身体に掛かって来る
もしかして もしかしなくても寝てる??
自分の上で脱力してる
その身体を押しのけて脱出すると
寝息を立てて寝ている
杏寿郎の顔をみくりが
腕組みをしながら見下ろして
「中途半端に人に火、点けるだけ
点けといて…寝るとかある?」
ムニュとその眠っている
杏寿郎の鼻を摘まむも起きないので