第59章 2人のハネムーンは… 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
ちらっと視線を移動させて
杏寿郎のその部分を目で確認する
「身体…寝てても、ソコは
しっかり起きてる感じ…みたい」
ふぅーっと耳に吐息を掛けて
狸なのか狐なのか知らないが
寝たふりを決め込んでそうな
その人の耳に 囁きかける
出来るだけ 甘さたっぷりの声で
いやらしい感じに
「ねぇ?杏寿郎…、まだ
寝たふりしとくつもり?
まぁ、いいけど…ねぇ?」
耳の縁に舌を這わせつつも
胸板から右手を下腹へと
身体を確かめる様に
撫で回しながら滑らせて行って
ギュッと腰骨を掴むと
そのままその骨の上に自分の手を添えて
鼠経の部分の溝に親指を添えて
撫で上げて撫で下ろす
鼠経を刺激されて
バスローブを持ち上げている
彼のその部分が
目で見ても質量が増しているのが
隠れてる状態でも分かるから
その手をその部分には
当たらない様にして浮かせると
膝の辺りまで伸ばした手の
指先を開いて膝の上の部分に添えると
膝の裏に回した指先で
膝の裏を押しながら
残った親指で
膝の皿の際を同時に押してやる
足の部分はそこそこにしつつ
指先の間を開いて
膝の辺りから太ももへと
スゥ―っと指先で撫で上げて
鼠経まで辿り着く
あくまでも外側目を意識して
撫で上げて 手の腹で撫でおろして
撫で上げる 度に少ーしずつ
その手を内側に 近付けて行く
「随分と、勿体ぶってくれるんだな?」
上から機嫌が悪そうな声が降って来て
「えー?でも、杏寿郎が
そもそも、悪いんじゃんか!
適当に、触るだけ触っておいて
寝ちゃうからだもん、
それに普段割と、こんな風に
起こされてる気がするし?」
「ん?仕返しか?と言うか、
そんな事したのか?俺が」
「んっ、だって…あっ、んッ
杏寿郎がぁ、さぁ?寝てる時に、
身体…触って来るでしょ?」
よしよしと杏寿郎の手が
みくりの頭を撫でて
そのまま 耳の縁を撫でて
頭の後ろに回って来て
スルスルと指を後頭部に差し込まれて
項を撫でられてしまう
「俺は俺で、楽しむから。
奥さんは、続きをどうぞ?」
「んっ、やっ、…触っちゃ…ッ」
さっき中途半端にされてたから
身体は過剰に反応してしまって
息が乱れて来るのを感じる
右手をバスローブの下で
自己主張をしている
杏寿郎のペニスにそっと添えて
一枚 布越しにナデナデと撫でる