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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第58章 今年の彼の誕生日は…後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



その中が熱帯魚なら
沖縄の様にも見えるが

地元の水無瀬の海の魚が泳いでいる

ホテルの従業員が
チェックインですか?と声を掛けて来て

「いえ、こちらのレストランの
海の音を予約している者なのですが」

「レストラン海の音、ご利用に
ございますね。レストランの方
そちら正面のエレベーターの方で
地下1階に降りて頂きまして
右手の方にございます」

レストラン 地下なんだ

でも岬に面してるなら
斜面に合わせてロビーがある
部分を1階にしてる場合もあるし

ここもそんな感じなのかなと
思いながら
杏寿郎がドアを押さえてくれている
エレベーターにお礼を言いながら乗り込んだ

海鮮炭火焼居酒屋 海の音

とそのレストランの入り口に書かれていて

「ここなら、遅くまで営業してるからな」

居酒屋の言葉にホテルの中ではあるが
安心感を感じてしまうのは
このどことない高級感に
自分が庶民的過ぎて場違いと言うか
合わないと感じてるからでしかないが

一歩 その中に踏み込んで

「わぁ~、凄っ」

と思わず感嘆の声が
みくりの口を付いて出て来て

薄暗い明るさに調光された
室内は落ち着いたテイストで

その半円形に 広がっている

座敷の黒い板張りの
掘りごたつの様になっている
テーブル席が5つ並んでいて

その 掘りごたつのテーブル席の
奥には青い光を放っている
ひとつの大きな水槽があって

水槽を区切る5つの大きな窓から
どこからでも眺める事が出来る
そんな作りになっている

凄い 水族館の大水槽を
お手軽にした感じの大きさあるし

「どうだ?奥様。こちらは、
お気に召して頂けただろうか?」

「うう゛っ、もう
非の打ち所がないくらいに、
好きのど真ん中過ぎるっ、
最高にあります、旦那様!あっ」

「そうだな、気が付いたな。
ここは、個室じゃないもんな」

そう言ってふっと
杏寿郎が不敵な笑みをこちらに向けて来る

あ もうこれは
自信がありますって顔だわ

これ見せて置いて これ以上なの?

「ねぇ、旦那さん?
ちょっと、色々とサービスが
よろし過ぎやしませんか?」

「俺も、テンションが上がってるからな。
問題ないぞ?大丈夫だ」

従業員が声を掛けて来て
予約していた旨を伝えると

「煉獄様ですね、お席ご案内致します」





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