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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第57章 今年の彼の誕生日は…中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「中々にこうして、近くで
見ると可愛らしい物だな」

「そう?私はイルカは頭が
良いから、あんまり得意じゃないかな。
結構、えげつない事するからね…。
苛めとか結構するみたいだし。
群れの中の子供のイルカをね…、
若い雄のイルカがね…
とかって言うのもあるし。
それに、良く溺れた人を
助けてなんて美談があるけど、
その裏で、人を襲って怪我を
させるって言う事件もあるのはあるんだよ」

はははははっと
インストラクターの人が声を出して笑って

「飼い犬に手を嚙まれるって
やつですよ、要するに。
イルカは頭がいいから
それだけ、よく見てるんですよ。
怖いと思えば、怖いかも知れませんがね」

「まぁ、そのイルカとね
種族を超えた愛をね…育んだ
人の話もあるけどね?
テレビで見た事あるよ」

「なっ…!」

ボトッと杏寿郎が
持っていたアジを落として
信じられないと言いたげな顔をしていたが

「はははは、僕も
そのテレビは見ましたけど。
フロリダのカメラマンか、
何かの男性の話ですよね?
イルカが好きでこの仕事してますけど。
そう言う好きって感情は、
イルカに抱いた事はないですけどもねぇ」

「いや、それはそうだろう。
それは普通だと思うんだが。
人間の女性がいいに決まって…るしな」

そんな話をしながらも

イルカにイルカショーの
トレーナーの様にサインを出す方法を
レクチャーされて


こちらが出したサインに合わせて


その場で手を叩いたり

鳴き声を上げたり

クルクルと回転したりと

サインに合った行動をして見せてくれる


「杏寿郎、可愛いね。イルカ」

「いや、俺は、さっきの
君の話を聞いてイルカに対する
見方が変わってしまったんだが」

「でもさ、人間も一緒じゃん。
イルカが皆そんな怖い、
イルカばっかりじゃないでしょ?
だから、一部だけの事実で
イルカはって決めつけるのは良くないよ」

ちゅっとみくりの頬に
イルカがキスをして来て

「コラ。まだ、サインだしてないでしょ?」

「イルカにキス…されるのは
見た事ある、あるわ。あった。
杏寿郎、どうしたの?」

「イルカにモテるとかあるのか?」

「イルカが人間に求婚する
ケースもあるには、ありますけどねぇ」

そう言いながら
インストラクターが苦笑いをしていて

「イルカに触りますか?」

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