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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第56章 今年の彼の誕生日は… 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



入口の総合案内の窓口で
婚姻届けを提出したいと話すと
対応してくれる窓口の番号を
案内して貰って

カウンターの向こうから
手を振っている方へ
2人で行くと

窓口の前のカウンターは
パーテーションで区切られていて
その仕切りと仕切りの間に
二つ並べて置いてある椅子に座った

婚姻届けを提出したい旨を
市役所の職員に伝えると
婚姻届けと必要な書類と印鑑の
提示と確認を求められて

その指示に従って

杏寿郎があの5枚の婚姻届けと
杏寿郎の本籍のある隣の県の
封筒に入った戸籍謄本を一緒に
テーブルの上に向こうを向けて並べると

本当にあの5枚を提出したいと
窓口の職員に対して言ったので

すいません…どうしても聞かなくてと
言って頭を下げて置いた

記入事項を一枚また一枚と
見るのも一枚でいいはずなのに
その5枚の婚姻届けにチェックをしてくれて

「はい、そうしましたらこちら
確かに、煉獄様の方の戸籍謄本の方
お預かり、致しますね。後は
ご本人様確認の、免許証、保険証等
ご提示頂いて、よろしいでしょうか?」

スマートフォンのカバーに
入れている運転免許証をみくりが
取り出して テーブルの上に置くと
杏寿郎も財布から運転免許証を取り出して
みくりの免許証の隣に置いた

あ 免許証 

そうか すっかり忘れてたけど

これ 全部名前の変更の手続き…
しに行かないといけないんだった

免許証に保険証に 銀行の口座名義
ああ もう全部だな全部だわ

「みくり、どうかしたのか?」

「杏寿郎は、何もしなくていいもんね。
何でもない、やること山積みだって
現実に気が付いただけだよ」

「名義変更…か?」

杏寿郎も何かを悟ったらしく
そう恐る恐るに尋ねて来たので

「ああっ、やる事ばっかりじゃん、
いや、前持って出来る事でもないから
仕方ないんだけどもさぁ」

頭の中で一度にする事が沢山出て来て

隣のみくりは
イライラしてる様子だったが

「すまない、みくり。
何か、済ませとくか?」

「保険証は、会社通してだからいいけど」

「このままご一緒にお手続き
なさいますかね?名義変更等
住民票、新しいお名前でご準備
時間少々頂きますが、ここで
ご一緒になさいますか?」

「すいません、お願いします…」

お役所仕事と思って居たが…
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