第56章 今年の彼の誕生日は… 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
まぁ 今日は…お誕生日と言う
名目なのだから
杏寿郎に私がサービスするのが
正しいんだろうなと思うので
「だったら、杏寿郎が
ベットに寝る方じゃない?
サービスされる方じゃないの?」
「寝るのか?」
「そう、寝る。される方だから」
不満そうな杏寿郎は無視しておいて
そこに寝なさいと促すと
「そのホイップはどうするんだ?」
鎖骨の下のホイップを指先で
そこからみくりが掬い取ると
ゆっくりと指先についた
ホイップを舌で舐め取って
舐め取った後の指を
自分の口に含んで ちゅ…と音を立てる
ゾクッとその顔を見ていて
杏寿郎の背筋がゾクゾクと震える
その原因は勿論にそのホイップに
塗れていた指の様に
自分のをそうされるのを想像してしまう
「みくり、俺にも…
食べさせてくれないか?それを」
同じ様にそうしたいと言われて
そのホイップを自分の指先に
再び纏わせると
「ちょっと多いな」
「加減が難しいのッ」
「なら、こうしよう…」
そう言ってみくりの指先の
ホイップを半分 杏寿郎が
自分の指先に纏わせて来て
その 指先のクリームを
こちらに向けて来るから
お互いの指のそれを舐め合いたい…と言う
意味なのだろうけども
「上、跨れるか?」
騎乗位でするみたいに
彼の上に跨ると
クリームが付いて無い方の手を
みくりの背中に回して
身体を引き寄せられてしまって
すぐ前に杏寿郎の顔がある
「ん」
と杏寿郎が合図して来て
自分の指先のクリームを杏寿郎の口元にやると
クリームが付いて無い
指の根元から舌を這わされてしまって
指の股に舌を差し込んで来て
指と指の谷間を上って来て
勿体ぶる様に少しずつだけ
クリームを舐め取って来るから
ゾクゾクとその顔を見てると
首筋が震える
杏寿郎 いやらし…い顔…してる
「ねぇ、杏寿郎…、美味し?」
チュ…と音を立てて吸われて
指をしゃぶる様にして
音を立てて舐め上げられる
自分には 男の人のは無いけど
そうされてるみたいに指をしゃぶられて
「みくり…も、そうしてくれるか?」
同じ事を自分の指にもして欲しいと
そう杏寿郎に促されて
ちろ…っと 杏寿郎の手に
自分の手を添えて
指と指の間に舌を差し込むと
指と指の間を舌でチロチロと
くすぐる様にして舐める