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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第54章 スルタンコラボ企画 中編 お相手:冨岡義勇



「君にそうされてしまっても、
夫婦なのなら、問題ないだろう?と
俺は言ってるんだが?俺は君の
夫になるんだ、寝ぼけてどこを
弄り回そうと、撫で回そうと。
君の自由だろう?違ったか?」

そう言って さも当然だと
言いたげに杏寿郎が笑顔を見せて来て

小野寺の顔が
真っ赤になってしまったのは
言うまでもなく

「俺の、小野寺は
可愛らしいな。顔が真っ赤だ」

果たして 自分の心臓が
その時に持つのだろうかと
内心心配でならなかった小野寺だった



ーーーー
ーーー
ーー



朝…?


みくりが目を醒ますと


見慣れたゲルの天井でも

いつも寝てるベットの上でもなくて


いつも隣で寝ている

小野寺の姿も無い



もう 小野寺は馬と羊を見に
行ってしまったのだろうか?
いつもなら 声を掛けてくれるのに


「起きないと…」

そうみくりが漏らして
身体をベットから起こそうとして

グイっと何かに身体を引き寄せられて
後ろから縋り付かれて
ベットの上に留められてしまう

「まだ…こんな時間だ、起きなくていい」

は?え?この声っ

「義勇…様?」

すぅ…すぅと寝息が聞こえる

今の寝てたの?

そっとそちらに身体を向き直ると

長いまつ毛の付いた瞼を閉じた
義勇の寝顔が見えて

寝顔…も 義勇様は

とても美しくてあられて

本当に 月の使いなのかと
人であるのが信じられない程に

そう みくりには感じられてしまって

そのあまりの美しさに 見惚れてしまう


「綺麗…、こんな綺麗な御方が
私の、夫になるだなんて、…夢でも
見ているかの様…」

その眠る義勇の 唇を見て

昨日の夜に交わした 口付けを

思い出してしまった

そろっと自分の唇に手を添えて

その口付けの感触を思い出してしまった

うずっと 疼く様なそんな
感情が自分の心で生まれて

その感情を抑えられなくて

無防備に眠っている義勇の
唇に自分の唇を寄せると

グイっと後頭部に手を義勇が
回して来て頭をホールドされてしまって

していたはずのキスを

いつの間にか されている側になって居る

「…んっ、…義勇…様…ッ」

「朝の挨拶…か?」

「んっ、んんっ」

唇を押し付けられて圧を掛けられて
そのまま唇で唇を食まれる
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