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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第53章 春と言えば…? 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「わぁ、ありがとう。真希ちゃん
ぐるぐるのウィンナーあるよ!
私、それ、好きなんだ。美味しいよね?」

木製の大きな皿に乗って
肉の方の盛り合わせには
中条牛の使用している部位の紙が
肉の上に乗せられていて

「分厚い牛タンのステーキっ、
それも凄い好きな奴……美味しいヤツっ」

「え?あの、一応肉のメインは
グルグルのウィンナーでもなくて、
厚切りの、牛タンでもなくて、
サーロインステーキなんだけど?」

「わさびが欲しいです。真希ちゃん。
塩は持ってるから、わさび欲しいんだけど」

「わさび?伊勢海老と一緒に持って来るよ?
中条わさび農園のわさび」

ぴくっと松代の言葉に
みくりが反応して

「あれも?
アレも一緒に持って来てくれるの?」

「わさびおろし器ね、持って来るけど?」

「鮫肌のやつ?
なんでもいいけどおろせたら。
じゃあ、刺身醤油も…地元の…」

「その野菜の方の盛り合わせには
作った人の名前も書いてあるんだな」

野菜の盛り合わせの方にも
生産者の名前が書かれて紙が乗っていて

椎茸 キャベツ 玉ねぎ パプリカ

じゃがバターに出来る様に
切れ込みが入ってバターの挟まった
アルミホイルに包まれたジャガイモに

それから 串が打ってある
みくりの叔父さんのミニトマト

夏になったら なすとトウモロコシが
地元産のが加わるのだと聞いた季節の野菜は
今は下茹でをした 茹で筍がついて居て

少し遅れて 別のスタッフが
伊勢海老の姿造りを運んで来て
すぐに焼ける様にセットされた
テルミドールも持って来てくれた

「お造りの頭は味噌汁にするから、
写真撮ってしばらくした頃に
回収しに来るね?」

そう松代が言って来て

「ああ。アルコールの注文を
してもいいだろうか?
ギネスを2杯貰いたいんだが?」

「はい、すぐにお持ち致します」

伊勢海老を持って来た
別のスタッフがそう返事を返すと
あっという間に戻って行ってしまって

「杏寿郎?ギネス……あるよ?」

「いや、あれは、家で飲めばいいからな。
せっかくサーバーがあるんだ、
サーバーから注いだビールが一番美味いからな!
それに、君とギネス…を飲んでみたくてな」

アイルランドの黒ビール

本当に真っ黒だから
苦そうなイメージで

飲むかと誘われる度に

黒ビールは苦いってイメージがあって
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