第53章 春と言えば…? 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
「みくり……、ご希望はあるか?」
「んっ、身体…肩掴んで
ぐっって杏寿郎の方に引いて欲しいっ」
「それぐらいなら、お安い御用だがな。
だがどうせなら、俺でそうなる
君が見たいからな。
そうして貰う訳にも行くまい」
そう言ってソファの角にあった
大きめのクッションを右手で掴んで
テーブルの上に置くと
「みくり、
頭を……その上に置くといい」
そのまま 後ろにある
テーブルの上に置いてくれた
クッションに頭を預けると
腰を掴まれてグイと引き寄せられながら
ズンッと奥を突かれて
逃れたいくらいの強烈な快感が
頭の中を貫いて行って
自分の身体を支えるのに
引き寄せている膝と足の動きが
より深い場所へと彼のモノを導いていて
「はぁああぁんっ、ああ、ぁあ
やぁ、ぅあぁ、はぁ、はぁ、んッ
やぁ、ァぁああああぁんッ」
達した所で腰の律動を
彼が緩めてくれる事なんてないから
達してその余韻が醒めて落ち着く前に
また次の絶頂へと向けて
快感が加速して昇りつめて行く
「んっ、あぁ、はぁぁああんっ、
ゃあ、あぁ、ん゛っ、ふぁぁああんッ」
「ダメだな…、物足りない…感じがする」
そうしみじみと杏寿郎が漏らして
こっちとしては全然物足りなくないし
むしろさっきからイキまくってるのに
「んっ、はぁ、物足りない……の?」
「ああ、もっと、激しくしたいんだが?
一回…抜いていいか?」
「ベット行くの?」
やっぱり ここでいいって言って置きながら
動かしにくかったんじゃんと
思わないでもないんだけども
ズルッと中から杏寿郎のモノを引き抜かれて
「いや、ちょっとそっちに行くだけでいい」
そっち?そっちってどっち?
「ソファは幅が家のソファ程ないし、
その机が便利な様で邪魔になる
そこの壁に手を…付いてくれればいい」
「ねぇ、杏寿郎?それって…」
立ちバック……なんじゃ?
「お尻……、こっちに
突き出して貰えると助かるが?」
恥ずかしいっと思いつつも
杏寿郎に向けてお尻を突き出すと
ズンッと彼のモノが中に入って来て
そのままズンッズンッと激しくしたいと
言っていた言葉の通りに激しく
何度も後ろから腰を打ち付けられてしまう
ベットに移動……する間も惜しいぐらい
だって…って事……だよね?
こんな風になってしまう杏寿郎の事を…