第53章 春と言えば…? 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
「いいよ…?その…、しても」
「みくり?何がいいんだ?」
「痛く…、しても…、いいよ?
杏寿郎……、だったら……」
「そうか」
驚く程 低くて冷静な声で
返事が返って来て
グイっと両膝の下に
手を入れられてしまって
スカートをたくし上げられると
両足を持ち上げられてしまって
下着は履いているとは言えども
恥ずかしい体勢にされると
チュッと杏寿郎が
膝の辺りに口付けて来て
そのまま その彼のキスが太ももを
かなり 性急に上がって来るから
「んっ、はぁ、ぁ…んっ、あぁん」
その余裕のない様子に
求められてるんだと
尚更感じてしまって居て
自分の中に 彼に早く抱かれたいと
そうされたいと言う気持ちが湧いて来る
「ん、ねぇ、杏寿郎?…んっ
あの……ね?そこ……にはしないよね?」
だってお風呂入ってないし
今日はそんなに気温は高く無いとは言えど
朝から活動はしてるんだから
汗だって掻いてるし
その そこだって…その… やっぱり
「いいや?そうする…つもりだが?」
太ももの根元まで
上り切ったキスが
鼠径の辺りに落とされて
鼠経のラインを 杏寿郎の舌が這って
「んっ、ダメ…、だって、
シャワー……、浴びてない…のにっ。
ん、やぁ、んっ、…ダメッ…今はっ」
その部分に彼が顔を近付けようとするのを
みくりが杏寿郎の
額を押さえて来て 止めさせようとするが
そんな抵抗すらも空しく
下着の上から
その部分に顔を押し当てられて
空気を吸われてるから
「やんっ、嗅ぐのはダメッ、
ん、やぁああんっ、
ダメって言ってるのにっ、
んんっ、あぁ、ん、ふ、…はぁ、ダメッ」
「直接…、嗅がれるよりはいいだろう?」
直接そうしたいのを
抑えてるとでも言いたげに言われて
グリグリと鼻先を
クリトリスに押し付けて来てるのは
私の気のせいなんかじゃなくて
「ひゃぁんっ、はぁ、んっ
あぁ、んぅ、……やぁ…っ…んッ」
段々とみくりが拒んでいる手に力が
入らなくなっているのは
杏寿郎自身が一番分かってるから
鼻をクリトリスに押し付けつつも
下着の上から舌を這わせて来て
「やぁん、んっ、舐めちゃ……やぅ、
んぁあ、はぁ、ンんッ…あぅ、んっ」
「痛いのは…、痛いだけだろう?
余裕はないにはないが、悦くは…
してやりたい…からな」