第53章 春と言えば…? 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
「みくり、良いか?
このまま…、ここでしても…?」
そう 訪ねては来るけど…
そんなお願いされちゃったら
断われる… 訳… 無いよ…
杏寿郎に 求められてるって
痛いぐらいに感じるし
そうしないって 断る選択肢なんて
存在してないかの様に感じる
「いい…よ?…して?」
「いいのか?今の俺に
許可してしまって…も?
乱暴に…、少々…
なってしまいそうだしな」
気は付けるつもりだと
杏寿郎がそう付け足しつつも
キスで唇を塞いで来て
ぎゅっと胸を鷲掴みにされて
言葉の通りに いつもよりも
少し乱暴な手つきで揉みしだかれる
ちょっと… 痛い…っかも?
でも 痛いから止めってって
言いにくい……
「あっ、…んっ、杏寿郎っ、
んっ、あぁ゛、んっ、…ふぁ…ん」
「みくり……、すまない。
痛く…、してしまって居たか?
どうにも、ダメだな…。今日の俺は」
申し訳なさそうに杏寿郎が
そうみくりに対して言って来て
その顔を見ていると
ギュッって胸が締めつけられてくる
痛いのは… 痛かったんだけど
でもその 痛みが
杏寿郎の気持ちなんだって思うと
こんな風に求められて…
ちゃんと応じ切れるのかとか
そんな不安を感じてしまって居て
「んっ、ダメじゃないよ…、
杏寿郎は…んっ、
全然、ダメじゃないから。
んっ、はぁ…んっ、杏寿郎がいいんだし。
杏寿郎じゃなきゃダメだし…や…、だよ?」
ギュッと口を
杏寿郎に手で塞がれてしまって
それ以上 喋れない様にされてしまって
「俺を、余り……お煽ってくれるな。
みくり。俺の余裕がなくなって、
更に、乱暴になるだけだぞ?」
「んっ、ふっん、むぅ…んっ」
乱暴にしてしまいそうだと
宣言して来ながらに
さっきとは打って変わって
そっと フェザータッチで
壊れ物でも扱う様に
優しく優しく揉まれてしまって
「ふぁ、はぁ、ん、
んっ、あぁ、んっ…あぁあんッ」
そっと 優しく撫でられて
ゾクゾクと背筋が震える
グッと今度は おっぱいを掴まれて
ビクッとみくりの身体が
反応して跳ねてしまっていた
「痛い…か?」
フルフルとその問いに
みくりが首を左右に振る
「ちょっと……だったら……」
みくりが自分の口元に
軽く握った手を添えて
困ったような顔をしつつ