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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第52章 春と言えば…? 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「本当ですかっ!頂きます
成瀬さん、神過ぎます。
ありがとうございます」

どっちかと言うと……
みくりの餌付けが上手いのか?

もうみくりの頭の中は
その成瀬さんからのお土産で
一杯になってるな完全に

パリッとしたスーツ姿の成瀬は
みくりの叔父さんと同級生のハズだが
随分と若く見えるな 幾つだ?

見た目だけなら 32とかだが

あのみくりの叔父さんの息子の
あの2人は中学生だったからな

「(幾つなんだ?随分若く見えるが)」

そう杏寿郎がみくりに
ぽそっと耳打ちをすると

「ああ。杏寿郎君も
俺の歳が気になっちゃうかな?」

下の名前呼びされて
杏寿郎が嫌そうな顔してるな

「ああ。呼び方?なら君も俺を
一成さんと呼んでくれていいけど?
俺はね、今年40だよ。
見えないらしいけどね。っと
2人にもネモフィラ祭り参加して行って
欲しいんだ。もっと中条にネモフィラ
広がります様にって、イベントしてるから」


受け付けはあっちだよと
成瀬が言って来て

そちらを見ると行列が出来ている

そう言えば園内に居る人が皆
水色のハート型の風船を持っていて
子供だけでなくて大人も
風船を持っている様だ

皆 この先でハート型の
風船を購入してる様だった

数か所のブースでは
風船を販売して居て

その数か所のブースの
バイトの高校生を纏めていた
男性がこちらに気が付いて

「お前っ、もしかして小野寺か?」

「もしかしなくても、私だけど?
文句あるの?西井君」

「ないない、成瀬さんがお前が来たら
これ、伝えて置いてくれって。
あの後ろにネットの下の風船見えるだろ?
あれは事前に地元の人が、この
イベントの為に用意してたやつなんだけどな。
これをまず、飛ばしてから他の人に
飛ばして貰うやつなんだけどさ」

西井と言うこれまた同級生らしい男性が
みくりに話しかけて来て

ブースの後ろで高校生達が
膨らませてドンドンとネットに格納してる
配っている物よりも
色の濃い風船の大群が見えた

「空にもネモフィラ畑を作るつもりか?」

「ラプンツェルでさ、タイのランタン祭り
みたいなシーンあるでしょ?でも
ランタンはさ、火事とか危険じゃん?
だから、風船沢山飛ばそうよって。
ランタンだったら夜しか出来ないでしょ?」

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