第13章 銀の流れる川 後編 お相手:竈門炭治郎
こんな時に
こんな事をしようとしている時に
それこそあの時の
みくりさんの姿を思い出してしまっては
みくりさんに失礼だと思いながらも
それまでふにゃふにゃで
全然だった自分のその部分に
そうした途端に 急激に
自分の下半身に熱がその部分に
集まるのを感じてしまって
さっきまでの自分の物とは
別の物の様に膨れ上がって
姿を変えてしまって
俺が 感じていたのは
他の誰でもなくて
誰でもいい訳ではなくて
みくりさんに対する
欲情とかそんな物だったんだと
その時に気が付いて
みくりさんに対して
大変申し訳ない事をしてると思いながらも
自分の中に 奥底から湧いて来る
情動の様な感情を
俺はどうする事も出来なくて
その熱を どうしたらいいのかも
分からないのに
ただ ただ 熱くて 仕方なくて
自分の中で処理 仕切れなくなった
その熱を…昇華させるべく
自分の手で熱くなった
自分の物を扱いてみる
「……っ、はぁ、…みくりさ…んっ」
その名前を呼ぶと
自分のモノが更に大きくなって
硬くなって行くのを感じて
そのまま 自分の手で扱くと
自分の身体の奥底の方から
何か熱いモノが込み上げて来るのを
炭治郎は感じて
俺はきっと 今
とても いけない事をしてしまっていて
「…はぁ、はぁ、…う、みくりさんっ…」
何度もみくりさんを呼んでしまって
それこそ こんな時に
みくりさんの事を考えてしまって
失礼だと思いつつ
罪悪感をとても感じてしまいながらも
「みくりさ…んっ、……うっ」
俺は 自分の熱を
自分の手の中に吐き出してしまった
乱れた呼吸をしながら
自分の右手を濡らした
白い液体がボタボタと
下へと流れて行くのを見ながら
自分は何て事をしてしまったんだーーーと
激しく後悔してしまったのだが
確かに自分の熱を
吐き出したのにも関わらず
自分のその部分はまだ
硬くて 熱を帯びていて
まだまだ 吐き出し足りないと言っている様で
申し訳ないと心の中で謝りながら
また みくりさんの名前を呼びながら
自慰行為にふけってしまった
「……っ、みくりさん、ごめんなさいっ…」