第51章 春と言えば…？　前編　お相手：煉獄杏寿郎　現パロ

「声……、出てるぞ？
君の身体の方は、随分と俺に
素直過ぎるぐらいに素直だがな…ぁ」

杏寿郎の言葉通りに
どこに触れられても
甘い痺れがそこから生まれるし

じわじわと熱が
身体に帯びて行くのを感じる

「んんっ、やぁ…だッ、って
言ってる、ンぁあっ、んッ、や……。
杏寿郎…の、馬鹿ッ……」

後ろから片手で両胸を
下からすくい上げる様にして
持ち上げられて　指先が
先の部分に触れて来る

フォック…いつ　外したんだろ？
さっき背中の辺り…にキス…してた時かな
それともキス……してる途中……？

「ああ。俺は馬鹿だな……。
まだ、あるだろう？みくり。
俺は、馬鹿なだけか……？」

ツンツンと指先で先の部分を突かれると
そのまま　先の部分のグッとおっぱいの
中に沈め込ませる様にして押し込まれて
当然　刺激されて硬くなって来てるから
ピンっと自然に戻って来ちゃってるし

「んっ、あぁんッ、やぁ…んッ、
杏寿郎…、馬鹿……、分からず屋ッ」

「うん。そうだな……、それから？」

自分の悪口を言われてるのにも
関わらずに　もっと他に
言いたい事は無いのかと促して来て

そう言いながらも　指先で
クリクリと胸の先の部分を
小さな円を描きながらに弄って来て

下半身の奥の方が
段々と熱くなって来て
落ち着かなくなってしまう

「はぁ、ンゃあぁんッ、
杏寿郎…んんッ、ズルい…よッ」

「俺はズルくて、卑怯者か？
こうして、その気の無い君を
その気にさせようとしてるからか？」

チュウ……と後ろから項に吸い付かれ
そのまま舌で項を舐められつつ
胸の先も一緒に弄られたら

「一緒にされるの、好きだもんな。
みくりは、そうされるの弱いだろう？」

「ンんッ、ふあぁん、……う、んッ…
やぅ、一緒にしちゃ…ダメッ…」

もう手首…は　解放されてるのに
抗う事も出来なくなってしまっていて

広げた片手の指で　右と左の胸の先を
同時に弄られながら
項に舌を這わされて　
手首の自由を奪っていた方の手が
みくりの太ももをスリスリと撫でて来る

鼠経を撫でながら内側に滑り込んだ
指先で鼠経のラインを押し込みながら
内側へと滑り込ませて来るから

「はっ、ん、やぁ、んッ」

「言わなくていいのか？みくり。
それとも、もう、
文句も言えなくなってるのか？」