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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第51章 春と言えば…? 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



お風呂を済ませてからも
みくりの機嫌は戻らないままで

ベットに入ってからも
こちらに背中を向けて居るし
話しかけてくれるなの

オーラが尋常じゃない…な

「なぁ、みくり」

「おやすみ」

そう強い口調で言われてしまって

「こっちを向いてくれないか?
謝ろうにも、謝れないだろう?」

「別に……、怒ってない…し」

いや 明らかに怒ってるだろ?
怒ってないとするのなら…

「なら、拗ねてる…のか?
俺の可愛い、みくり。
俺に、ごめんもありがとうも
言わせないままのつもりか?君は」

背中を向けたままの彼女の身体を
後ろからホールドするようにして
押さえつけながら抱きしめる

チュッ……と音を立てて
無防備になっている 彼女の項に
キスをすると そのまま食む様に
その部分に舌を這わせる

「んんっ、やっ……。しない…からッ。
離して……って、寝るって言ってるじゃんッ」

「嫌だ。離さないし、
寝かさないし、する…」

後ろから杏寿郎の手で
両方の手首を纏められてしまって
そのまま掴まれると

空いている方の手で着ている
パジャマのボタンを
器用に外されて行ってしまって

グイっと後ろに大きく
着ているパジャマをすかされてしまって

自分の背中が中ほどまで
露わになって 少しばかり肌寒くて

身じろごうとすれば
手首を掴んでる方の手に力が入るから

「んっ、今日はしないって…んッ
言ってる…のにっ」

「ダメだ。それは聞き入れられない。
俺はそうしたいし、今がいいし。
今じゃないと意味がない。みくり
このまま俺に、抱かれてくれないか?」

杏寿郎の舌が
項から降りて行って
私の背中をくすぐって行く

ゾワゾワと背筋が泡立つ感覚が起こって
身体が彼に反応して震える

「あぁんっ、ふぁ、
やぁ、んっ、あっ、やんぅ」

「嫌……は、
言わないでくれないか?」

彼女の方からすれば
言われのない濡れ衣でしか無いし

今 俺とそうしたくない気持ちも
分からなくも無いが

「あんまり、拒むとズルくなるぞ?」

そう後ろから杏寿郎が言って来て
そのズルくなるの意味が…
何となくにだけど 分かる……

「嘘…、だってもう、既に…んんッ
杏寿郎、……はぁ、ズルい……じゃん」

彼が私に何を言おうとしてるかって
その言葉で分かっちゃったから


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