第51章 春と言えば…? 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
「……みくり、いいのか?」
平日はいつもするのを渋るんだけどな
明日は仕事だからとか
チュ… みくりの耳にキスをしながら
みくりの腰に手を回し
自分の足をみくりの足の間に
スルスルと滑り込ませて行く
いつもなら 膝を掴んで
こうされるのを止めて来るのに
「んっ、あぁ、ンぁ、…あっ、ぅん」
そうされるのを…止めて来るどころか
気のせい…でないのなら
自分の方から俺の足に
自分の足を絡めて来てるし
「んっ、杏寿郎…ッ」
さっきから 気になってる…が
俺のソコに自分の足……
押し付けて来てる…よな?
気のせい… いやそうじゃない
わざと…なのか?
そんな疑いが…
杏寿郎の中で生まれて来た頃だった
スルッとその部分に押し当てて居た
足をみくりがずらして来たから
気のせいか……?と思いつつに
スルッとみくりの下腹部に
手を添えてグッと押し込むと
「ふっ、んっ、はぁ…っん」
声に感じていた
違和感の様な物も消えていて
やっぱり 気のせいだったのかと
そう思いつつに
いつになく 厭らしい空気を纏った
さっきまでのみくりも
それはそれで 悪くなかったなと
思ってしまって居る自分がいて
「んっ、ふぁ、あ、
ぁん、…ん、ぁッ…杏寿郎」
ブウウウウンとテーブル上の
みくりのスマートフォンが
着信があったのか
テーブルの上でバイブで振動するから
必要以上に大きな音を立てながら
カタカタとテーブルの上で震える
むくっとみくりが身体起こすと
少し乱れていた服をささっと直してしまって
そのままそそくさと
スマートフォンを持って
部屋を出て行ってしまって
俺が 少しばかり気分を害してしまったのは
言うまでもないのだが
どの道 週末までお預けにするつもりなんだ
俺の計画の通り…ではあるんだが
給湯器がお湯張りが出来たと伝えて来て
服を取りに行くと言う名目で
寝室で通話をしているみくりの
話を少しばかりまた聞こうかと
そう思いながら
杏寿郎が部屋のドアを開いたら
ベットの上にキチンと正座をして
座っている みくりが居て
すぐに 昨日と相手が違うと
杏寿郎にはみくりの態度で分かった
思い当たる人物ならいる