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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第51章 春と言えば…? 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「イルカの水銀の含有量は、
他の魚の8倍だからな」

「はぁ?イルカ水銀含みすぎじゃない?
てか杏寿郎はどうしてそんな事知ってるの。
そもそも、イルカを食べる機会に
恵まれた憶えないんだけど」

「東北や、静岡、和歌山では、
普通にスーパーで流通してるらしいぞ?
意外な魚と言えば、
マンボウも食べられるがな。
マンボウは美味いらしいが、
寄生虫だらけらしいぞ」

「マンボウはあるよ」

そうテンション低そうに
みくりが返して来て

「あるのか?どうだった?」

「食べ方が悪かったのかもだけど、
マンボウは肝が美味しいらしいけどね。
漁獲量が凄い少ない魚だから、
ここで食べれたのは
運が良かったんだろうけどさ。
三重とか行ったら食べられるみたいね。
マンボウは鮮度が落ちると、
臭くなる魚だから、
地元でしか消費されないらしいし」

「食べてみたい…気もするが……な。
それに三重は伊勢海老に松坂牛、
牡蛎にサザエに鮑。美味い物が多いぞ?」

「三重か……確かに美味しい物
沢山、ありそうだね。三重なら。
三重に行くなら、お伊勢参りしたいけど」

そう言いながらグイっと
みくりが自分の
ビールのグラスを傾けた

「立ったままもアレだ、あっちで
ゆっくりしながら飲もう。みくり」

そう言って杏寿郎が
リビングのソファの方から
おいでおいでと手招きして来るから

彼の隣に収まって
そのまま 肩を抱かれてしまった

「乾杯」

「さっきもしたけど?」

「別に良いだろう?何度しても」


そう言いながらこちらにグラスを
杏寿郎が差し出して来たから
チンっと音を立てて乾杯をすると

ゴクゴクと喉を鳴らす音が
自分の隣から聞こえて来たから
同じ様にしてグラスを傾けた


「美味いな。一番搾り」

「うん、そうだね。美味しい」


グイっとグラスと傾けて
杏寿郎が口にビールを含むと

そのまま キスをして来て

口の中に麦とホップの香が広がる


「ビールの味…するな」

「んっ、味…するのは…っ
ちょ、手…ん、どこ……触って」

首筋にキスをしながらも
服の下に手を滑り込ませて来るから

「みくり。
明日は…しないつもりだろう?
だったら、今日しとかないか?」

そう耳元で杏寿郎が囁いて来て
彼の甘い声が鼓膜を揺らして来る

その声に酔いそうだ


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