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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第51章 春と言えば…? 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



君がそれに
耐えきれなくなるのが先か

俺がその状況に
根負けするのが先か


「楽しみ…だろう?みくり」


きっとどっちに転んだとしても
充実した内容になりそうだからな

そっちはそれでいいとして

肝心の週末の方は…
分からない事だらけだな

それにしても 
余程 みくりも
俺に内緒にしたいらしく

ヒントらしいヒントも無いしな

そうは言っても俺も俺で
ホワイトデーの時に
内緒のままに連れ出した手前

彼女がそれを俺に教えないのも
俺としては
あまり強くも言えないからな

泊りらしいが宿泊先も聞いてないし

おじさん以外の3人の人物が
何者なのかも謎のままだしな

慎ちゃんと辰巳くんに 成瀬さん

あの口ぶりから推測すれば

慎ちゃんと辰巳くんは
みくりのいとこ…なのだろうが

辰巳くんとやらは
LINEも知ってる相手だし
何かを作って貰う
……つもりにしてる様だしな

「さっぱり、だな……。
ヒントが無さ過ぎて」

好物と好物と それから大好物と
そうみくりが言っていたか

ひとつは何となくだが

今の季節と言えば
アレの事だろうと思うが…

早朝指定して来た位だしな
それに 汚れてもいい服装と来たらな

後の二つは何だろうな?

でもそれも
季節の物なんだろうが

みくりのおじさんは

堀りに来いじゃなくて
取りに来いと言ってたか…

運搬が面倒なのだろうか?
それとも…鮮度が重要な物なのか?

「確かに…、アレは鮮度が
重要な食材だが。他の二つも
鮮度が物を言うのなら…」

何となくにはあるが
杏寿郎の中で
その3つに共通する物が
ある気がして来て

その為の何かを
あちらに送る算段も付けてる様だしな

「…ん、
杏寿郎…?起きてるの?」

「ん?あ、ああ。
目が醒めてしまってな。
みくり、起こしてしまったか?」

目が醒めたのか
みくりが眠たそうに
そう声を掛けて来て

「もう少し、週末のヒントが
俺としては欲しいがな?
気になって、眠れないんだが?」

半分夢の国のみくりは
杏寿郎のその言葉にふふふと
笑い声を立てて笑うと

「えっとね、わさび醤油と
バター醤油と、お塩だよ」

???

その答えに聞き返そうとしたら

すぅすぅと規則正しい寝息が聞こえて来て

「寝てるのか…」
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