第51章 春と言えば…? 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
「そのまま…、
前も洗ってくれるか?」
前って言う事は背中の前だから
胸の方って事…だよね?
でも この位置から
杏寿郎の胸の方側を洗うんだったら
杏寿郎の胸板が
厚いから手が届かないんだけどな
「って、こうする……って事?」
杏寿郎の背中に自分の身体を
ぎゅっと押し付ける様にすると
自分の手にある泡を杏寿郎の
胸板の部分に塗り広げて洗っていく
「でも、私はまだ洗ってないから
こうして洗ったら、杏寿郎の
折角洗った身体がさ…汚れちゃうんじゃ」
貸してと杏寿郎が手を
こちらに向けて伸ばして来たから
「なら、俺が君の身体を洗えば
万事解決と言う事だな。単純だろう?」
「あっ、洗うんだったらゴシゴシタオル
そこに掛けてあるから…」
そう言ってみくりが
壁のタオル掛けに掛けている
自分のボディタオルを指差すが
杏寿郎はそれを手に取る様子もなくて
自分が使っている泡のボディソープの
泡を自分の手にこんもりとした
山にしていたので
「ねぇ、あの……、杏寿郎さん?」
「洗って貰ったからな、俺からも
お返しするが?」
「あの、タオル……、あそこに」
「ああ、俺はタオルは
身体を洗うのに使わないからな」
にこっと杏寿郎が笑顔になって
勿論にそのまま彼に身体を洗われる
気のせい…じゃないなら
その 私の身体を洗ってる
その手が 厭らしい感じがするのは
私の気のせい…じゃない 様な…気がする
ヌルヌルと身体のあちこちに
もこもこの泡を乗せられて
杏寿郎の両手でその泡を体中に
馴染まされて行って
「……んっ、…ちょ、
杏寿郎…、洗い方……ッ」
「俺は、洗ってるだけ…だが?
どうして、息が上がってるんだ?」
もにゅもにゅとおっぱいの下から
持ち上げる様にして手を滑らされて
洗ってると言うよりも
揉んでる…気がする
「胸の先の所も…洗うか?」
「んっ、そんな所……汚れる様な
場所でも、ぁっ、んッ、ないんじゃ…?」
「なら、そうだな……洗う前に
汚しとく方がいいと言う事でいいんだな?」
胸の先を洗う……
その前に汚すって?
汚す?
「ちょ、杏寿郎……、汚すって
んっ、あぁんッ、やっ、……
洗うだけって言ったじゃんっ」
洗う前に汚すの宣言通りに
胸の先端に杏寿郎が舌で
たっぷりと唾液を塗り付けて来るから
「石鹸の味…するな」