第49章 3度目のホワイトデーは 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
思わず ゴクリ…と
杏寿郎が固唾を飲んで
「安心…すると、言うのは?」
「だから、ソコには触らないからって
そう言ってるんだよ?杏寿郎。
それとも、杏寿郎は…ぁ、ソコに
触って欲しい…のかな?どっち?」
「そんな事をしたら、俺のココが
収まりが付かなくなるだろう?」
いや もう収まってないけどね?
いや もうかなりな感じになってるって
私の目には 見えてる…けどッ
「みくり。悪いが、
どっちもお預けだ。」
そう杏寿郎が笑みを浮かべながら
みくりに対して言って来ると
「へ?お預けって…」
「悪いが、目的地に着いたからな。
こんな状態じゃ、
車から降りれないだろう?」
そう言いながら杏寿郎が
自分の股間の部分を指さして来て
そう言えば ここ
目的地って言ってたけど
どこだろう?
さっき 杏寿郎に身体まさぐられてて
ん?まさかっ
みくりがある事に気が付いて
杏寿郎の方を見ると
ニコニコとこちらを見て杏寿郎が
笑顔を浮かべて居て
「あれこれと、行先を
詮索されたくなかったからなぁ~」
カァアアアアッと
みくりが杏寿郎にまんまと
嵌められたのだと気が付いて
顔を真っ赤に染める
「……~~っぅ、杏寿郎っ!
私の事、騙したの?」
「いや、騙しては居ないが?
少しばかり、片手間に可愛がりはしたがな」
「バカッ、杏寿郎!信じられないしっ。
片手間って何よ?ついでみたいに
言わないでよ!!」
みくりがそう目一杯に
不満を露わにすると
「ああ、片手間に
したのが気に入らなかったのか?
それは、すまなかったな。
期待させて置いて、悪い事をしたが…。
俺も本音を言えば、そうしたかったんだが。
ここに、君と来たかったんだ。」
あれ? って事はだよ?
杏寿郎も 凄いしたかったけど
それを抑えて我慢してでも
ここに来たかった…って事??
だよね?
杏寿郎の…言葉通り…なら
スッと杏寿郎が恭しく
みくりに向かって手を差し出して来る
「と言って、エスコートするような
場所でもないんだがな。きっと、
俺の予想では、君なら気に入りそうな
場所をたまたま見つけたんだ」
私が… 気に入りそうな場所…?
って ここホテルだよね?
でも泊まる予定のホテルじゃないけど
「でも、ここ…」