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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第48章 3度目のホワイトデーは 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「そう言う物なのか。
それは知らなかったな、
なら我慢せずにもっと食べたいと
言っても許されるだろうか?」

『でも、逆に沢山食べる女性も
モテるらしいですね。美味しそうに
食べる女性も、モテるらしいですよ?』

「え?でも、やっぱり一緒に
ご飯とか食べてて、ちょっとしか
ご飯食べない女の子の方が
可愛らしいと言うか…」

そうインストラクターの人の話に
不安そうにしながらみくりが言うと

「美味しそうに食べる姿は、
健康的な証拠だし、魅力的だがな」

『ああ、分かりますそれ。
美味しそうに食べる女の子って
食べてるの見てると、こっちも
幸せな気分になりますもんねぇ~』

「俺も食べる方だが…。みくりが
美味しそうに食べてるのを見てるのは、
見てて気分が良いからな」

とりあえず 恥ずかしくなってしまって
萎縮しながら残りの時間を過ごして

海の散歩から戻って 陸地へと上がると


杏寿郎が時刻を確認して

もう時間的には15時過ぎてるから
ホテルにはチェックインできる時間だけど

「みくり、チェックインの前に
もう一か所…寄りたいんだが」

「え?あ、うん。分かった」

そう言って その寄りたいと言っていた
場所に向かう車の中で

つい ちらちらと彼の横顔を見て居ると

「どうした?みくり。
俺が男前過ぎて、
見惚れてしまっているのか?」

「ち、違う…し、そんなんじゃない…けど」

「…したく…なった…とかか?」

ドキッと思わずその言葉に
胸が跳ねてしまった

今日はその一日 
嬉しかった事ばっかりだし
そうしたいなぁって気持ちが
自分の中で膨らんでいるのは確かだった

「そっ、それはっ…。
杏寿郎の所為でしょ?」

「俺の所為なら、責任取らねばな…」

「やっ、あの…、
そうじゃなくて…、そのっ」

杏寿郎が左手を
みくりの膝の上に乗せて来て

「俺はすぐにでもそうしたい位。
そうなってるが、まだ君は
そうじゃないと言うんなら…
そうなって、貰うしかない…だろう?」

そのまま杏寿郎の左手が
みくりの右の膝から
太ももへとススス…と撫で上げて行って

思わず 声が漏れそうなのを
ギュッと唇をつぐんで堪えるが

「……っ」

ほんの僅かにだけ 声が漏れてしまって

彼の手の熱を太ももに感じて
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