第48章 3度目のホワイトデーは 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
きゅっと自分の中が締まって
ジンジンと疼くのを感じる
そんなの したいに…決まってるのに
グイっと自分の足から
杏寿郎の手を退けさせようと
彼の手首を掴むが
そのまま ワサワサと指先で
太ももを撫でられてしまって
膝から太ももへと指先だけで
フェザータッチで撫で上げられれば
ゾクゾクと甘い痺れがその
指先が撫でた部分から広がる
「みくり。俺のおふざけを
止めさせなくていいのか?
ちゃんと、止めさせないと、
もっとふざけて、
調子に乗ってしまうんじゃないか?」
そう杏寿郎は言って来るけど
それは止めなさいって意味じゃなくて
どちらかと言うと
そうするからね…って意味にしか
今の私には聞こえない…し
「…んっ、…やっ、杏寿郎ぉ、
その、も、…運転…、中だから」
「危ないから、車を停めるのか?
だが、停めさせていいのか?
車を停めさせたら…どうなるのか位…。
君だって、知ってるだろう?」
スルッと杏寿郎の手が
太ももの間に入って来て
ギュッと足を閉めるが
当然そんな抵抗をしても
無駄な訳でしかなくて
ギュウッと彼の手首を掴んでいた手に
力を込めて抵抗してみるが
ブルブルと小さく身体が震えて来て
声…抑えるの…が…無理かも…
服の上から 只足を撫でているだけ
そう只 それしかしてない
元々 感じ易い身体はしているが
普段だったらそれぐらいで
ここまで 反応を示したりはしない
「……んっ、…ふ、…ッ」
「それで、抑えてるつもりか?
漏れてるぞ?…それとも、もっと…」
太ももの上の方へと手を滑らせれば
みくりの呼吸が乱れて
抑えている声が漏れる
小指の付け根がみくりの鼠経に触れて
そこから更に鼠経に沿って
奥へと内側へと滑らせる
「やっ、…杏寿郎…、ダ、メっ…」
「何がダメなんだ?気持ち良く
なってしまうからか?
それとも、大きな声が
漏れてしまうからか、…どっちだ?」
そのまま鼠経に沿わせた小指を
ググっと押し込んで来るから
「…んんっ、やぁ、ん、…そこは…ッ、
ダメっ、…止めて、杏寿…郎、
も…ぅ、これ以上…は…、ッ…はぁ」
ギュウギュウと自分の中が
疼いて疼いて…どうしようもなく
なっちゃってるのが 自分でも分かる…ッ
杏寿郎は…強請らせたいの…かな?
今すぐ したいって言わせたいとか?