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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第48章 3度目のホワイトデーは 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ


「それもあるし、その辺りの
融通をどの程度、利かせて
貰えるのか調整したんだがな。
いや、普通に3枠予約して
30分毎で移動でも良かったんだが。
後から、あれもう一度食べたいと
君が言い出しそうだったからな」

あ そうか 30分で移動したら
前の品種はもう食べれないからか

「それって、前ーに、
一緒にいちご狩りに行った時に
私が、あっちこっち食べて、行ったり
来たり、戻ったりしてたから?」

「ああ、だからそれが出来るかの
調整をな、付けて貰ってたんだ」

「杏寿郎…様、神すぎん?」

「ん?お礼を言うのはいちごを
食べてからでいいんじゃないか?
それに、いちごが美味しすぎて
食べ過ぎてしまったら…昨日みたいに」

慌ててとんでもない発言を
しそうな杏寿郎の口をみくりが
手で塞ぐと

「ダメッ、杏寿郎。変な事
言わないでよっ、ここ、外だから」

昨日みたいにと言われて
いちご食べる為にした 運動の事を
思い出してしまって

「顔が、いちごになってるぞ?」

「杏寿郎の所為でしょ?
まだ、いちご食べてないもんっ」

お手洗いを済ませて
いちご狩りのルールを説明して貰って

いちご狩りをするハウスへ案内される

一列だけいちごがあって
その両サイドに人一人分の通路があって

ハウスの大きさもこじんまりとしている

『お時間の間、お印のあるハウス
ご自由に移動して頂いて結構ですので。
お時間許します限り、いちご、
美味しくなって待っておりますので。
存分にお楽しみください』

そう言って 説明と案内をしてくれた
若い男性のスタッフが
私達に頭を下げて戻って行った

今日は春めいているし
ハウスの中は上着もいらない程だった

「中、ハウスだけあって温かいね。
上着預けて来て正解だったな」

鈴なりになっているいちごの中から
食べごろになって熟れているのを
見つけると あーんと口を開けて
みくりが頬張ろうとして

ピタッとその手を止めた

「ちょっと、どうして、動画
勝手に撮ってるの?」

「いや、これはだな。その、
君がいちごを、食べてる時の顔を
残しておこうかと思ってだな。
みくり。いちご食べてる時、
幸せそうな顔…してるだろう?だから」

動画に残してその動画を
杏寿郎はどうするつもりなのかな?と
思わない事もないけど

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