• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第48章 3度目のホワイトデーは 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



ブリとハマチと聞いて

杏寿郎が自分の手の中の不知火を見つめる

「要するにデコポンになれなかったのが、
不知火って言う事なのか?」

「そうだよ、だからデコポンの方が
高かったでしょ?あ、甘平売ってるね」

話をしながら 果物コーナーまで
移動するとみくりが
色々な種類の柑橘の中から
ある種類のを取り出して

「みかんじゃないのか?どれも」

「えぇ~、全然違うよ。
それに、手で剥けるか剥けないかとか
あるでしょ?色々と。中の袋ごと
食べれるのとか食べられないのとか。
それにデコポンを名乗れるのは熊本県産だよ?
みかんとか柑橘系の生産って、
有名なのって和歌山とか愛媛でしょ?
だから、熊本以外でも生産はされてるんだよ」

「デコポン…好きだったか?」

「別に甘夏でも、清美でもはるみでも
食べるけど…、私は
デコポンよりも、八朔がいいかな。
ああ、そうだ、杏寿郎。杏寿郎が
好きなローソンのユッケあるよ」

「あるのか?」

「うん、あるけど…だから、
ベビーホタテあるから、ウズラの卵
買って帰って、ユッケに乗せるでしょ?
残った奴は茹でて、ベビーホタテと
マッシュルームと、ミニトマトと
アヒージョにしようかって。ああ、それとも
ここで、長いも買って帰る?
短冊に切って、ウズラの卵乗せて
上からめんつゆ掛ける方がいい?」

そう問いかけると
杏寿郎がうーんっと声を出しながら
唸り声を上げて居て

「梅干し入りのハイボールでいい?」

みくりが杏寿郎にそう尋ねると
一瞬驚いた様な顔を見せたが
その顔がすぐに笑顔になったから

「どうせ、杏寿郎の事だから
何にするか悩んでたんでしょ?」

「君は?何にするんだ?」

「さっき、可愛いの売ってたんだよ。
桜梅酒ってピンクの梅酒、桜の
リキュールが混ぜてあるみたい。
ピンク色してて、可愛いなぁって」

その日の夕食は
カレイの煮つけに冷蔵庫の
残り物の野菜を適当に
残って居た冷凍庫のお肉と
オイスターマヨネーズで炒めて

長いもの短冊切りにめんつゆ掛けた奴と

ベビーホタテとウズラの卵と
マッシュルームに家にあった
新ジャガイモの訳アリの
小さいのばっかりのやつのアヒージョと

ローソンのユッケ風生ハムで

入ってすぐに買ったんだけど
あまりにも美味しくて
次に行ったら売り切れていた例のアレだ

/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp