第47章 ユガミノクニ お相手:煉獄杏寿郎+α
「これ、頼むわ。不死川」
と宇髄が何かを不死川に向けて
パスして来て
不死川がそれをキャッチすると
遠隔操作のバイブのリモコンで
不死川はそれをこっちに
宇髄が寄こして来た理由を悟って
「ヘイヘイ。しやーねぇなぁ。
わぁったよ。俺さ、思うんだけど」
「ん?何を?」
「煉獄も大概だけど、お前も大概よな」
不死川の言葉に宇髄がはははと笑うと
「言えてる。でも、俺は
お前も大概だと思うけどもね~。
あ、そうだ、壁の棚の所に
ローションあったから使えば?」
そう意味深な言葉を残して
防音室だと言っていた部屋のドアを
締め切らないままに出て行ってしまって
不死川が不自然に壁が厚くなっている所に
入っている切り込みに手を添えると
その部分が隠し棚になってる様で
何もない部屋に見せかけた
色々な物がある部屋だったんだって
そこからごそごそと何かを
物色しながら
「アンタさ、後ろはもう行ける口?
アイツに、開発されてんのかァ?
3ヶ月もアイツの相手してんだったら、
それ位はもうやったんじゃねぇの?」
後ろの穴…の事を
尋ねられてるんだろうけど
私の…場合は…
「そっちは…、元からですので…」
「……アンタはさ、どっち側?
少なくても、あっちじゃねぇわな」
あっち側か
こっち側か
不死川がみくりに質問して来て
あっちじゃないのなら
こっち…なのだろうか?
ユガミノクニ
不死川さんは杏寿郎さんの事を大概だって
それに 宇髄さんの事も大概だって
その大概な宇髄さんは
不死川さんの事…を 大概だって言ってたけど
「あっち側?…こっち?」
ジッと不死川の視線が
上から見下ろして来て
その手に持っていたローションを
トロトロと反対の手に持っている
あの小ぶりなローターに垂らした
「経験あんなら、これじゃあ
物足りねぇ位かも知れねぇなぁ…」
グイっと手を座っている
みくりのお尻の下に差し込んで来て
後ろの穴に持っていたローターを沈めて来て
それと同時に前に入ってる方の
バイブの方も強い振動に
切り替えられてしまって
「ぁあ、ふぁあぁあんッ、ぁっ
ああっ、んぁぁあっ、
んんーーん゛っ、いやぁあぁん」
「嫌じゃねぇだろ?溢れて来てんぞォ?
ああ、もう一個あったなァ?」