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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第46章 ひめごと 1周年ありがとう記念 ※裏なし お相手:色々


今すぐ これを切り上げてしまって

彼女に全力で構うのも出来なくもないけど

それやっちゃうと 終われなさそうだしな


「ねぇ、邪魔になってない?
こうしてても、大丈夫?」

そう 心配そうにして
俺に確認して来るから

また 可愛いと思ってしまって

それから 15分ほどした頃に

後ろでみくりが動いた気配がして

頭の上にみくりが顎を置いて来て

そのまま 顎を開閉して来て

「ちょっと、それは嫌かも」

「だって、暇になって来たんだもん」

「もう、俺のお姫様は
我が儘過ぎじゃない?」

「誰かさんが、甘やかすからだもん」

そう言ってぷぅっと頬を
膨らませて不満気に言って来るけど

その拗ねるのもまた可愛いからな

「後でね」

「嫌ッ」

「後で」

「むぅ~、村田さんのけち」

「だって、今日の内にして置かないと
明日、ゆっくりしたいでしょ?
みくり、お祝いしたくないの?」

「憶えててくれたんだ。嬉しいっ。
村田さん、大好きだよ~」

そのまま後ろから抱きつかれて
前後に揺さぶられる

「だから、我慢する、いい?わかった?」

そう村田がみくりに
念を押す様にして言って来て

こくこくとみくりが首を縦に振って

「わかった、我慢する。
あ、でも、ひっつくのも…ダメ?」

俺の言った事を守ろうとしてくれて
一旦身体を離しては来たものの
キュっと村田の着ている服の端を
みくりが握って引っ張って来て

「邪魔しないなら…ね」

結局 俺がそれを許可しちゃうから

甘やかしてるって事になるんだろうけども

あんな 悲しそうな顔されたら
断れないしなぁ~

集中出来ないな 色々とと
思いながら 仕事の調べものを済ませて

「ごめん、やっと終わったって、
みくり?ああ、寝っちゃったのか」

待ちくたびれてしまった様で
そのまま 俺の身体にもたれ掛かって
眠ってしまって居た様だった

あれから 結構時間経っちゃってたもんな

サラっと眠っているみくりの
頭を村田が撫でて

「みくり、起きないと、
寝るんだったら、ベットで寝ないと」

そう言って肩を揺すってみるが
みくりは目を醒ます事はなく

すぅすぅと寝息を立てて眠るその姿は

「全く、仕方ないなぁ。
俺のお姫様は…、よっと」

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