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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第46章 ひめごと 1周年ありがとう記念 ※裏なし お相手:色々



付き合う様になってから
確かに善逸くんとは
デートで何度か行った事ある店のひとつだけど

ピザとパスタが美味しいイタリアンのお店

「え?良かったって
コッコリエロの事?」

「だって、お店。
予約しちゃってたからさ」

「予約してたのに、聞いたの?
予約してるんだったら、予約してるって
言ってくれたら良かったのに」

でも 善逸くんのこう言う所

好きだなって思っちゃう

私の好きな物 沢山 憶えてくれてるから

「惚れ直しちゃったりとか?」

「どうして、わかっちゃうの?
ズルいよ、善逸くん…」

ちゅうとみくりの額に
キスを善逸がひとつ落として来て

「んーっ、だって、
大好きな人の事って
沢山、知りたいでしょ?
その人が好きだって言うの、
俺も好きになりたいなぁって。
だから、俺は、みくりちゃんが
興味ある事とか知りたいって思うし、
美味しいって思う物とか俺も
一緒に美味しいって思いたいからさ」

ポスンっとみくりが
善逸の胸に飛び込んで
善逸の胸に自分の顔を押し付ける

「私だって、知りたいよ」

「知りたいって、もしかして、
俺が好きな物とか、興味ある物とか?
それから、美味しいって思ってる物の事?」

よしよしと善逸の手が
みくりの頭を撫でて来て


「知りたい?」

「うん、知りたい」


「みくりちゃんかな?」

「言うと思ったッ」


「あははは~、バレちゃってた感じ?
分かりやすかった?クイズにもなんない?
でも、仕方ないでしょ?
ねぇ…みくりちゃん」

それまでの 調子のいい口調から
急に真剣な口調に変わって
その声のギャップにドキッと胸が跳ねる

「答え合わせしちゃわない?」

「答え合わせ?って…」

ふふふと善逸が笑って
背中に回していた手で
スルッとみくりの背中を撫でる

ビクッと思わず身体が反応してしまって

「例えば俺がさ、どれだけ
みくりちゃんの事が好きかとか、
どれだけ、みくりに興味があるかとか」

「でも、いつも…沢山
好きって言ってくれるから、知ってるよ?」

スルッと善逸の手が
みくりの頬を撫でて来て

俯いていた顔を上げさせられて
上を向かされてしまう

「みくりちゃん、言葉だけじゃなくて
もっと、俺に愛させてよ?」


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