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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第45章 にゃんにゃんにゃんの日 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「そんな物は、
喉元過ぎれば同じだろう?
君はそんな事を気にするのか?」

「気にするよ。悪いの?
サングリアはワインベースだから
まだそこまで違和感もないだろうけど…」

クイッとみくりがグラスの
ワインを傾けてコクリと喉を鳴らした

「買って良かったな、ワインセラー」

みくりが立ち上がると
買い置きしてあった八朔を手に取って
皮を剥いて果肉を取り出して行く
オイル漬けになっているオリーブの実を
スライスして プロシュートに
それを包んで畳んで行く


「まぁ、杏寿郎が
良かったんだったらいいけど。
この、プロシュート、
ローソンで売ってたやつなんだよ?
美味しそうじゃない?」

八朔とオリーブを包んだ
プロシュートを白い皿に並べて
その上からバジルソースを散らすと

杏寿郎の前にどうぞと言って置いた

杏寿郎がその皿を眺めていて

「どうしたの?食べないの?」

「いや、生ハムと言えばメロンみたいな
そんなイメージがあるが…。
生ハムと、八朔の組み合わせは
絶妙だなとそう思ってただけだが…」

「えー?でも、どう考えても
相性がいいと思うし、美味しいと思うの。
でも、オリーブじゃなくて
これにクリームチーズ挟んで
蜂蜜を掛けても美味しいと思わない?
絶対、合いそうじゃない?
冷蔵庫に蜂蜜とクリームチーズあるけど。
プロシュートがそれだけしかないんだけどね?」

みくりの言葉に
杏寿郎が何て事を言うんだと言う顔をして

「みくり、君はなんて
恐ろしい事を言って来るんだ?
その説明だけで、味が想像できるだろう?
だから、君と食べ物の話をするのは
俺は嫌いなんだ、食べたくなるからな…」

この前のホタルイカと言い
今のプロシュートの違うアレンジと言い

今それが食べれない状況で
みくりがそれを言葉にすると
自分の口が悲しいかな
その味を欲してしまう

悔しいけども…だ

「今度は、プロシュート、
もう一つ買っとくから。
ね?今はこれで我慢してくれる?」

申し訳が無さそうにして
みくりが杏寿郎に言って

「なら、俺を我慢させた分、
別の方は我慢しなくていいって事か?」

杏寿郎の言葉にみくりが目を
丸くさせて首を傾げると

「別の方って?」


それに そっちは我慢しないって

それは 一体… 何の……

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