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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第11章 春が来りて 後編 お相手:冨岡義勇


ズチュ グチュ ズニュ……
ズンッ ズズッ…

グチャグチャと粘液が絡む音がして
部屋の中に響いて 恥ずかしい

「みくり」

指を絡めて手を繋がれて
そのまま唇を塞がれる
ズンズンと腰を打ち付けられて

知らない間に痛みが
甘い痺れに変わって来る

「んっ、ふぅ、ん゛、んんっーんっ!」

喘ぎにならない喘ぎを
義勇の口の中に吐き出した

義勇が苦しそうに
呼吸を乱している姿が
涙で滲んだ視界に映って

そっと心配そうな顔をして
私の頬に手を当てると

「泣いて……たのか?痛かったか?」

そう優しく問いかけられて
ギュウっと胸の奥が締め付けられる

「違うん、ですっ、
私、あんっ、嬉しくてっ、んんっ」

みくりが義勇の肩に腕を回して
その耳元に口を寄せると

「ずっと、義勇さんと
一つになりたいって…思ってたからっ」

「俺も、そう思ってた。
……ずっと、みくりとこうなりたいと」

ギュウっと抱きしめられて
唇を重ねる

ああ なんて 幸せなんだろう……


ずっと 許されるのなら
こうしていたいとさえ 思ってしまって

「義勇さんっ、好きっ…あんっ、あ、はぁんっ」

「みくり、好きだっ、みくりっ…」

ズンッと奥まで深く
彼のモノに貫かれて
痛みにも似た鋭い感覚が走った

「痛いか?…止めた方がいいか?」

「大丈夫ですよ、義勇さん……、
私はいいので……そのっ」

繋がってから
相当な時間が経っているし
きっと義勇さんも
イキたいって思ってるんじゃないかな?
男の人がそうならないと 
行為は終わらないんだし?

「いいのか?……だが、
今までの様には…出来ないぞ?」

そうなのか
男の人がそうなるには
今までの感じじゃ ダメなのか……

「泣いても止めないって、
……あんっ、言ったのに?」

「ああ、そうする時は、止めてやれないな」

「でも、ちゃんと最後まで
……して下さいっ、んんっ」


「なら、みくりの望み通りにしよう……」
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