第11章 春が来りて 後編 お相手:冨岡義勇
「悪いがまだ…半分も挿ってない」
「こ、こんなに……痛いのに?」
ズキズキとアソコが押し広げられて
痛んで
それなのにまだ半分も
入ってないとか…
痛いとは聞いていたけど
こんなに痛いとかは知らなかった
こんな仕事をしているから
怪我をしたりするけど
どの痛みともこの痛みは違っていて
「みくり…、目を開けろ」
ギュッと閉じていた瞼を
義勇に開けるように言われて
そっと目を開けると
目の前にある義勇さんも
凄くどうしようもなさそうな
苦しそうな顔をしていて
その顔を見ていると
ぎゅっと胸が締め付けられる
「みくり、……好きだ」
そう言ってギュッと抱きしめられて
そのまま深い部分まで
義勇のモノを沈められてしまって
ジンジンとした痛みが広がる
ギュウウッと強く抱きしめられたままで
みくりもそれに応じるようにして
ギュウっと義勇の体を抱き返した
「私も…義勇さんが…、好きっ…」
「動いても……良さそうか?」
義勇さん 凄い苦しそうな顔してる
男の人も……辛いのかな?
私が痛いって言うから
合わせてくれてるのかな?
「動かして、貰っても…?」
ゆったりとしたリズムで揺すられると
痛みが消えた訳ではないが
少し和らいで来る
「大丈夫そう…だな……、
あまり無理をしない方がいいか…手短に」
みくりの負担にならないように
義勇が早く終わらせると言ったので
ギュッとみくりが義勇の身体にしがみついて
「大丈夫ですのでっ、……んっ、ふっ…」
「あまり痛むのなら、
今日はもう無理にとは言わないが……、
もう痛いばっかりでも、ないのなら……」
「義勇さんっ…、
また変な……感じがっ、あっ、ん」
痛みが和らいで来たのか
ぎこちない感じではあるが
みくりの口から喘ぎ声が漏れ始める
「変じゃない、…さっき教えたはずだが?」
そうだった
義勇さんが言ってた
この変な感じ おかしい感じがするのって
気持ちいいんだって
「んっ、あんっ、
……気持ちいいっ…よ、義勇さんっ」
ズンッっと奥まで貫かれて
痛みもあったがそれだけじゃなくて
痛いのは 痛い
ジンジンはまだしている
でも それもあるけど
気持ちいいってのも…ある感じがして