• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第44章 3度目のバレンタインデーは…後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ


先に浴室を後にしていた
杏寿郎の姿はそこに無くて
下に何かを取りに行っていた様だった

お風呂に入る前は
部屋の明かりは明るかったから
先に上がった杏寿郎が
暗めに調光してたみたい

「ああ。みくり、
上がってたのか…。
これを取りに行ってたんだがな」

そう言ってこちらに見せて来たのは
杏寿郎が買って来て居た
ハーシーのチョコレートシロップで

「チョコ…嫌いなんじゃ…」

「食材が良ければ…、美味いと
感じるかも知れんだろう?」

食材…って 
食べる物にカテゴライズされてるし

「食材…なの?私…」

「当然、食べられるからな。俺に…。
みくり、そこに座るといい」

そこ…と杏寿郎が 指定して来たのは
浴室の隣の壁の窪みに設置されている
洗面台の事だ

このハートだらけの部屋らしく
ついて居る鏡もハート型をしていて
洗面台自体も真っ赤なハート型になって居る

部屋の明かりは暗く落としてあるから
杏寿郎が洗面台の鏡の上について居る
独立したライトのスイッチを入れた

「座るって、この上?」

ハートの形の洗面台をみくりが
指さして杏寿郎に尋ねると
使うかと除菌のウエットティッシュを
渡されて 色々気にかかりつつも
それでそこを拭いて下のゴミ箱に捨てた

しぶしぶ その洗面台に腰かけて

「ねぇ、これでいいの?杏寿郎」

「ああ、足を組んでくれるか?」

「こう?」

言われるままにみくりが足を組むと
杏寿郎がそのみくりの前に
傅くかのようにして腰を落とすと

フェザータッチで膝から
つま先に掛けてみくりの組んで
上になった方の足を撫で下ろして行く

「君は、背が高いし…、足も長いな…。
聞いた事があるが、富永って奴が
うちの部署にいるんだが…。
前に、会った事あるだろう?」

「と、富永さんが…どうかしたの?」

杏寿郎がみくりの足を手に取って
その甲に恭しくキスを落とすと

「そいつが、自他共に認める
脚フェチらしくてな…」

「ちょ、それ…今する話?」

そのまま さっき杏寿郎に渡した
網タイツになったガーターストッキングを
みくりの足に履かせて行く

「そいつが、…君の脚が綺麗だと
褒めていたのを思い出してたんだ」

「って、富永さんに褒められても…。
褒められるんだったら…、杏寿郎がいい」
/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp