• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第44章 3度目のバレンタインデーは…後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ


そのページを開いて
杏寿郎の見える位置に置いた

「予想外…だったが、この
細やかな心遣いは、奥さんの物だろうし。
それに、この料理の味はご主人の物だったか」

「だから、あのノートなんじゃない?」

先程パラパラと見ていた
ノートの存在を思い出して

「書きたくなるのは、頷けるな。
どうだ?俺達も何か書くか?」

「でも、会社の人とかも使うかもよ?ここ」

クルクルとスパゲティを
フォークに巻き付けながらみくりが
そう言って来て

「別に不倫とかで
利用してるんじゃないんだ、
何もやましい事は無いんじゃないのか?」

結婚するのは周囲も皆
周知してる事だから
確かに何も やましい事は無いけど

それから食事が終りかけた頃に

「杏寿郎、コーヒー淹れようか?
ねぇねぇ、アレ、コーヒーミルでしょ?
もしかして、コーヒー豆もあそこのかもよ」

備え付けの電気ケトルに
備え付けのミネラルウォーターを入れて
コーヒーミルに豆を入れて行く

「杏寿郎、挽きたい?」

「いいのか?ミルで
自分で豆を挽くのはした事がないな」

「だったら、家にも
コーヒーミル買っちゃう?でも
そんなことしたら杏寿郎
自分好みのブレンドを作るとか言って
色んな豆買って来そうだから、
やめといた方が無難かも知れないね…」

「だが、折角あの店と
提携してるんだったら、
何か、ケーキでも頼んだらどうだ?
本格喫茶のコーヒーが味わえるなら、
あった方がいいんじゃないか?」

杏寿郎がコーヒー豆を挽いてる間に
ケーキのメニューを眺めて
その中から杏寿郎は地元の有名な栗の
モンブランにして
私は地元のイチゴの乗った
チョコレートタルトにした

「でも、ドリッパーも
カリタとハリオとあるよ?」

杏寿郎が立ち上がって

「俺が淹れよう」

「はいはい、言うと思った。
私はコーヒー興味ないし、
杏寿郎さんにお任せしますぅ~」

ドリップに使うフィルターも
数種類用意されてたらしくて
杏寿郎がコーヒーへの拘りを
あれやこれやと語りながら
ドリップしてたけど
コーヒーにあまりそこまでの
思い入れもない私からすれば
割と右から左になる感じだったけども

丁度 ケーキが届いたタイミングで
コーヒーが入ったらしく
目の前に杏寿郎が備え付けの
コーヒーカップに入れたコーヒを置いた



/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp