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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第44章 3度目のバレンタインデーは…後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



「なかなかにサービスが細やかな
ホテルだな…、ちゃんとスタッフからの
お礼のコメントが、返してある。
リピーターも多いんだな…」

「スタッフの人が女性なんじゃないかな?
オーナーさんが、女性とか。
そう言うホテルって、アメニティとか
サービスが、女性目線だから」

ごそごそと袋からそのもう一つの
何かを取り出すと
赤いサテンのテカテカとした生地で
黒のレースがあしらわれている
何かが出て来て

その袋を開けて
中身の赤い何かを取り出して広げると

それは真っ赤なサテン生地で出来た
ハートの形をした簡単な作りの
アイマスクだった

「アイマスクか。
そんな物まで、ハート型なんだな。
このホテルの異様なまでの、
ハートへの拘りが垣間見える様だな」

でも アイマスク 1つも
こんな形でこんな色だし

寝る時に使いなさいって意味じゃ…無いよね?

つまり これの使用方法は…その

「折角のサービスの品なんだしな、
どうする?使いたいか?みくり。
素敵な…バレンタインを過ごすんだろ?」

そう肩に手を添えられて
耳元で杏寿郎が囁いて来る

「それは…使うかどうかは、
杏寿郎が決めて…いいよ?
だって、今夜は…
バレンタインの前倒しなんだし…」

「その後を、もうひと声…欲しい所だな」

杏寿郎が私に言わせたい
言葉の続きなら…
何となくだけど 理解出来て…は要る

「まぁ、それは…その時に
言って貰うにして、夕食にするか?
ノート見るか?中々面白いぞ」

杏寿郎がソファにいつの間にか座って居て
自分は置いてあったフードのメニューを見ていて
トントンと隣に座る様にソファを叩いた

「ここに座るといい、
メニュー見るだろう?」

杏寿郎の隣に座って
彼の見ているメニューを見ると
どうにもメニューも
手作り感のあるメニューで
メニューの端にお時間を頂きますと
注意書きがしてあったが

注文してそれを待っている間に

杏寿郎が面白いと言っていた
ノートに目を通していると

「ご飯美味しいって、凄い書いてある」

「メニューの品数は少な目だったがな」

届いた料理を見て
気が付いた事がある

立派な有頭エビのエビフライと
ハンバーグとグラタンが乗って居て
その横にイタリアンスパゲティと
大根サラダが乗って居て
ピラフとサンドイッチが乗っていて
かなりボリュームがある

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